本日、『劇場版Infini-T Force／ガッチャマン さらば友よ』の公開を記念し、渋谷TOEIにてキャシャーン/東 鉄也役の斉藤壮馬さんと春名和道プロデューサーが登壇し舞台挨拶を行った。

斉藤壮馬　(キャシャーン/東 鉄也役)

――渋谷の思い出はありますか？

山梨県から上京したての頃は渋谷は、人も多くて怖いイメージがあって苦手でした。「若者の町」ってイメージでした。でも最近よく渋谷で飲んだり、遊んだり、映画を見たりと、渋谷に来る機会が増えて、そうしたら急に本作も含めて渋谷に関係する作品に出演する機会がいっぱいになりました(笑)。いまは、すごく渋谷好きです！

――収録の思い出など。

アフレコ後に一度、鈴村(健一)さんと安元(洋貴)さんと3人でごはんに行きました。鈴村さんはすごくグルメな方なので、よくお店を教えてもらってます。ごはんに行ったときは昔ながらのナポリタンが食べられるお店だったんですけど、量が多くて…。鈴村さんは付け合わせのパンまで全部食べていたので、こうならないとだめだなって思いました！　アボカドのクリームパスタの味をわかる男になりたいと言ってる男の役なのにパスタを食べられないという…（笑）。

――ホワイトデーのプレゼント＆来場者へのお礼に、東鉄也としてご褒美をお願いします！

（鉄也の声で）みんな、今日は来てくれてありがとう。バレンタインの日にチョコレートくれたよね？　僕は食べ物の味がわからないから、おいしいのかどうか正直、わからないけど、どうしてだか不思議とこのあたりがなんだか温かくなったよ。これ、お返しに作ってきたんだけど…。味がわからないからうまく作れているか保証ができないけど…、でも僕にできることがあるならと、精一杯君を信じる気持ちを込めて作ったんだ。だから受け取ってくれるかな？　この……アボカドクリームソースのパスタ！！！(笑)

――最後にメッセージ

こうして歴史あるタツノコの記念すべき作品に携われて幸せです。きっとこの作品でヒーローたちに初めて触れた方もいたかと思いますが、無限の力のようにもっと広がっていけばと願っています。
「flumpool」さんの主題歌もも素敵だし、eddaさんの曲もいいですよね…。
(春名プロデューサー：eddaさんも「鉄也が一番いい」と言ってました。
斉藤：キター（笑）！　僕がほめてたって、言っといてください！　)
舞台、コミックとまだまだ描ける余地がたくさん残ってる作品なので、できればまた我々もTVかスクリーンでどんどん続けて、みなさんと末永く歩んでいけたら幸せだなと思ってます。

春名和道(タツノコプロ・プロデューサー)

――渋谷での舞台挨拶開催について

本作は松竹さんの配給ですが、ご覧いただいてお分かりだと思いますが、本作の舞台が渋谷ということで、松竹さんと東映さんにご協力いただきまして、ここ渋谷TOEIさんで舞台挨拶を行なう運びになりました。そして、今日から3週目の入場者特典プレゼントのコースターがキャシャーンとフレンダーということで斉藤さんにお越しいただきました。さらに、本日3月10日ということで「斉藤の日」ということです(笑)。

――渋谷の思い出

作品の舞台が渋谷なのでロケハンや、製作のデジタルフロンティアさんも渋谷にある関係で、ここ2～3年よくきていました。映画の中で出てくるヤギのいるカフェは桜丘カフェで実際にあります。そこでもよく打合せをしていました。

――収録や制作過程を通じての思い出など

表情がついてない人形っぽい感じの段階で、声優さんに声を入れていただいていて、その後にフェイシャルキャプチーャって作業が入り表情を作っていきました。そういう過程を見ていると、すごいなぁって思いますね。声優さんもアクターさんも各スタッフさんも、みなさん200％の力でやっていただいているんですよね。斉藤さんもCGっぽくならないようにと意識されて声を入れていただいていたりして…。

斉藤；フル３DCGの作品は増えてきたけど、なかなかここまでのもはないなと思いました。しかもTVシリーズで！　すごいなって思いました。1話のリハーサルビデオを初めて見たときに「金だなぁ…」と思いました（笑）。こちらも腹を据えて、覚悟を持って臨まないといけないなと気合が入りました。

――最後にメッセージを

『Infini-T Force』は　タツノコプロ55周年企画としてタツノコレジェンズということで始まり、本当にこの55周年の節目を迎えていろんなチャレンジをしてきた作品になっていると思います。ぜひもう一度、TVシリーズはGYAO！で見直していただき、劇場では4週目のプレゼントもあるので何度でも見に来ていただいてコースターも揃えてください。引き続き応援してください。