ペイントアプリ「ibisPaint」AI学習妨害機能をリリース。月額300円の有料会員向けに提供

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モバイルペイントアプリ「ibisPaint(アイビスペイント)」を開発・運営するアイビスは、2024年5月7日に同アプリのアップデートを行い「AI学習妨害機能」をリリースした。

ibisPaintの「AI学習妨害機能」は、画像生成AIによる追加学習を妨げるノイズをイラストに付与する機能。追加学習とは、比較的少数のイラスト(数十枚程度)を学習させることで類似の作風やキャラクターによる画像の生成を可能とする技術で、この学習によってユーザ独自の作風が模倣されるのを防ぐための機能として開発された。

待ち時間も回数制限もなし、ワンタッチでユーザのイラストを保護

ibisPaintの「AI学習妨害機能」はアプリのアップデートぐに使用利用できる。別途のプラグインや設定の必要はない。完成したイラストを保存する際に「AI学習妨害」をオンにすると、フィルターの濃さを調整するスライダーが表示され、妨害の強度を任意で設定利用できる。ノイズはすぐにイラストに反映されるので、待ち時間も発生しない。

リリース仕様

本機能は有料会員限定のサービスとなっており、スマートフォン/タブレット向けアプリ及びPC(Windows)版のサブスクリプションサービスであるプレミアム会員で提供している。