KADOKAWA、24年3月期第3四半期の映像部門は前年同期比で売上高5.6%増、営業利益225.2%増を記録 【推しの子】は映像のみで作品別売上首位に

業界ニュース

KADOKAWAは2月8日、2024年3月期第3四半期の決算を発表。その中で映像セグメントが、売上高328億2400万円(前年同期比+5.6%)、営業利益36億1600万円(前年同期比+225.2%)を記録したことがわかった。

発表によると、アニメで『【推しの子】』をはじめ配信向けやゲーム・グッズ向けのライセンス収入を中心に想定を超える好調だったという。今後は、来期『この素晴らしい世界に祝福を!』や『【推しの子】』をはじめとした人気シリーズの続編を複数放映予定、メディアミックス戦略の一層の進展を想定している。

また同社は作品別の売上上位10タイトルの売上高を発表しており、『【推しの子】』が映像のみで30億円を超える売上を記録していることもわかる。
出版、ゲームも手掛ける『陰の実力者になりたくて!』『文豪ストレイドッグス』などを押さえて首位に立っている格好だ。