「ニコニコ」プレミアム会員数は12月末時点で157万人。半年で約6万人の減少も、減少ペースは低下

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KADOKAWAは、2月4日、2021年3月期 第3四半期決算を発表。その中で動画配信サービス「ニコニコ」の月額有料会員(プレミアム会員)の推移が明らかになった。
これによると、プレミアム会員は、12月末には157万人。3月末の163万人からは減少となっているものの、減少ペースは低下している。

動画・生放送・ブログなどを配信できるプラットフォーム「ニコニコチャンネル」の有料会員数は12月末には121万人となり、3月末の117万人から増加した。4月開催の「ニコニコ超会議」及び8月開催の世界最大級のアニソンライブ「Animelo Summer Live」は、新型コロナウイルス感染症の拡大を踏まえリアルイベントとしての開催を見送ったものの、インターネット上に特化した「ニコニコネット超会議2020」及び「ニコニコネット超会議2020夏」、「Animelo Summer Night in Billboard Live」、「The VOCALOID Collection」を開催、好評を博した。
リアルイベントを中止したことによって前年に比べて売上は減少したものの、ネットによる開催としたことで費用も減少し、Webサービス事業全体の収益性は維持したという。