「ニコニコ」プレミアム会員数は12月末時点で143万人と減少。有料生放送、生放送・動画への「ギフト」などは安定的に推移

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KADOKAWAは、2月3日、2022年3月期 第3四半期決算(21年10月~12月)を発表。この中でニコニコ関連事業が、プレミアム会員数減少により減収減益となったことが明らかになった。Webサービス事業全体では売上高163億3700万円(同0.5%減)、セグメント利益20億1400万円(同3.4%減)を記録している。

ニコニコのプレミアム会員については、前回の決算(9月末時点)で147万人だったため、3ヶ月で約4万人減少したことになる。その一方でニコニコチャンネルのチャンネル数、月額有料会員数は増加傾向にある。
また、有料生放送、生放送番組・動画にアイテムを贈る「ギフト」、広告など収益源の多様化への取組みにより業績が従来よりも安定的に推移した。

各種イベントの企画・運営では、「Animelo Summer Live 2021」や「The VOCALOID Collection ~2021 Autumn~」を開催し、売上に貢献したとしている。

参考URL:https://group.kadokawa.co.jp/information/ir_news/