『ぼくらの7日間戦争』シッチェス・カタロニア国際映画祭のアニメーション部門で最優秀長編作品賞を受賞

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昨年12月に公開されたアニメ映画「ぼくらの7日間戦争」が、スペインで行われたシッチェス・カタロニア国際映画祭のアニメーション部門にて最優秀長編作品賞を受賞した。

シッチェス・カタロニア国際映画祭は、世界 3 大ファンタスティック映画のひとつにも挙げられ、1968 年より開催されている由緒ある映画祭。過去の受賞作には新海誠監督の『君の名は。』や細田守監督の『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『未来のミライ』など、世界からも評価される日本のアニメーション映画として本作が今年選出された。

今回の受賞を受けて、村野佑太監督よりコメントが到着した。

受賞にあたり

権威ある映画祭が 50 年以上にわたり築き上げてきた歴史の一部に加われたこと、非常に嬉しく思います。
歴代の受賞作同様に、我々の作品が誰かの力になれることを願っています。
ありがとうございました。

『ぼくらの7日間戦争』は、1985年から絶え間なくシリーズ出版が続き、累計発行部数は2,000万部を突破する小説『ぼくらの七日間戦争』が原作。
過去には実写映画化もされ、宮沢りえさんのデビュー作として人気を得た。アニメ映画版は宮沢さんが演じた中山ひとみが廃工場に立てこもり大人たちをやっつけた少年少女たちの“七日間戦争”から30年ほどの時が流れた2020年の北海道が舞台となり、原作のスピリットを受け継いだ新たなストーリーがアニメーション映像によって展開される。

日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した経歴を持つ北村匠海さんと芳根京子さんが初共演で W 主演。また宮沢さんが実写映画と同じ“中山ひとみ”を演じている。

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