アニプレックス、ufotableの法人税法等違反についてコメント 「特段の対応は現在のところ予定しておりません」

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アニプレックスが、ufotable(ユーフォーテーブル有限会社)に関する法人税法等違反の件についてコメントを発表した。

ufotableは2015年から2018年までに会社の所得、4億4600万円を隠し、法人税と消費税あわせておよそ1億4000万円を脱税した疑いで告発されている。
本日6月3日にufotableは「持続可能なより良い作品づくりに向けた制作環境の整備に向け、法令を遵守し、経営の適正化に努めて参ります」とのコメントを出していた。

これを受けてアニプレックスは、「当社製作に係るufotable制作作品の取扱いにつきましては、同社が既に当局の指導により修正申告を行い、全額納税済であること等に鑑み、本件による特段の対応は現在のところ予定しておりません。」とコメント。

アニプレックスとufotableはこれまでの『鬼滅の刃』『Fate/Zero』などを送り出してきた。ファンとしては今後の作品制作に影響があるのか、という点にも注目が集まっていたが、ひとまずこれまでと変わらない体制が続くようだ。

ufotableに関する一部報道について
https://www.aniplex.co.jp/company/press200603.html