『すべてがFになる THE PERFECT INSIDER』OP/EDを担当するクリエイターが判明。映像の先行カットも到着

10月8日よりフジテレビ“ノイタミナ”ほかにて放送開始しとなるTVアニメーション『すべてがF になる THE PERFECT INSIDER』のOP/EDを担当するスタッフが公開された。

OP映像には「Perfume」、「サカナクション」のMV のディレクションを担当し、最近では全編ワンカット映像での撮影で話題を読んだOK Goの「I Won’t Let You Down」を手がけた映像クリエイター・関和亮氏を抜擢。実写映像をトレースしてアニメーションを表現する「ロトスコープ」手法で、自身初となるアニメ作品のOP映像を担当している。

ED映像には「みみめめMIMI」、「group_inou」らのMV やモーショングラフィック、WEB デザイン等を手がける新進気鋭のアーティスト橋本麦氏を起用。全編プログラミングを用いて生成された「ジェネレイティブ・アート」と呼ばれる斬新な手法で、アニメの世界観を印象的に表現している。

OP映像担当:関 和亮(せき かずあき)

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映像ディレクター、写真家。1976 年長野県生まれ。1998 年トリプル・オーに参加。
現在、 音楽 C D などのアートディレクション、ミュージック・ビデオ、ショート・ムービー、Web ムービー、TV CM のディレクションを数多く手がける一方でフォトグラファーとしても活動。

コメント

オープニング映像というのは、その作品を網羅するダイジェスト的なものだと思いますが、今回僕が作ったオープニング映像はそうした役割からは離れて、『KANA-BOON』の音楽とアニメを融合させた時に自分なりにイメージしたものを一つの作品を作るような気持ちで「かたち」にしてみました。まずはフラットな気持ちで映像を楽しんでいただき、そして、そこから本編の世界へ入り込んでいただけたらと思います。

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ED映像担当:橋本麦(はしもと ばく)

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映像作家、デジタルアーティスト。1992年生まれ, 武蔵野美術大学中退。実験的なルックやジェネラティブな手法を得意とし, 映像作品から電子工作, Webまで縦横無 尽にクリエイションする。これまでgroup_inou, Koji Nakamura, みみめめMIMI等のアーティストのMVを手がける。映像作家100人2015掲載。

コメント

コンピュータ技術を主題とした理系ミステリィということで、大部分をプログラミングで作っています。ストーリーや「ナナヒツジ」の手数の多い音にインスパイアされて、今まであまり描かれてこなかったような質感の「デジタル」を僕なりに表現してみました。本編の世界観にまた一つギークさを添えられるものになれば、嬉しいです。

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TVアニメ『すべてがFになる THE PERFECT INSIDER』

2015年10月8日よりフジテレビ「ノイタミナ」にて毎週木曜24:55~放送開始ほか各局でも放送開始

公式サイト

(C)森博嗣・講談社/「すべてがFになる」製作委員会