見覚えのありまくる超大型新人が集結した注目作「織田シナモン信長」の先行上映会が本日開催!

イベント

2020年冬放送のTVアニメ「織田シナモン信長」の先行上映イベントが新宿ピカデリーで開催された。会場には本作に期待する280人のファンが集った(チケットは完売)。先行上映会会では放送開始予定の第1話と第2話が上映されたほか、超大型新人(!?)のシナモン役の堀内犬友さん、ブー役の犬川登志夫さん、ラッキー役の犬田哲章さん、尾田市子役の熊田茜音さん、三津秀人役の七海ひろきさんが登壇し、終始明るく和やかな作品の感想や見どころ、収録中の様々なエピソードを紹介した。

「織田シナモン信長」(目黒川うな 著)は、月刊コミックゼノンで2014年より大好評連載中の人気漫画。群雄割拠の戦国時代に名を馳せた織田信長ら勇猛な武将たちが、現代の日本に蘇ったその姿は「犬」。愛嬌満点のルックス、ただし中の人は戦国武将というギャップを抱えた多種多様な犬たちが登場し、究極のギャップに癒される異色コメディ作品となっている。

第1話と第2話上映後、キャスト陣が登壇し、トークを行った。まず、作品の感想について聞かれると、大型新人声優である犬友さんは、戦国武将と犬でいるときのメリハリの付け方に感動したことや、収録現場の雰囲気作りなど、他の大型新人声優の仕事ぶりを素晴らしいと話していた。犬田さんは、新人なのだが、何十年ぶりに一緒に仕事するような錯覚に陥り、スタジオに行くのがいつも楽しみだったと語っていた。

若手声優として参加した熊田さんは、大型新人ばかりの現場ということで、当初は緊張していたものの、楽しい雰囲気づくりをしてくれたことで、笑いの絶えない現場で楽しく演じることができたと感謝の気持を述べた。七海さんも緊張していたと明かしたが、熊田さん同様、暖かく迎え入れてくれて楽しく仕事ができたと話していた。明るく楽しい雰囲気が作品作りにも大きく反映されており、「毎週絶対に笑えて、暖かい気持ちで床につけるのでアニメ」「犬好きにたまらない作品」ともアピールした。

続いて役柄への感想や注目点を聞かれると、犬友さんは、信長のときには渋さを強調するような演技を心がけていたそうで、犬田さんから褒められたそうだ。また、他の大型新人声優たちのマイクの前と、それ以外の時間のメリハリの付け方、そしてマイクの前に立ったときに集中力の高さに驚いたとのこと。

犬川さんは、毎年七夕まつりの際にいつも会っている伊達政宗を演じられて嬉しかったと述べたあと、自身の演じるフレンチブルドッグのグッズを集めていったそうだ。収録の際、スタッフからフレンドブルドッグのアクセサリーをもらったとき、つい「今日はギャラはいらないかな」と漏らしてしまったそうだ。

犬田さんも、武田信玄が好きなので嬉しかったと述べたあと、自身の演じるラッキーの見どころとして、「パンティー占い」など下ネタをあげた。その場面については上映会ではなかったが、「人間がやると犯罪だが、犬であるため、犯罪にはならない」という。そして、「なぜかこういう役どころは自分に多い」と語って会場の笑いを誘ったあと、ラッキーの役作りは大変だったと話していた。

一方、人間サイドでは、熊田さんは、大型新人たちが熊田さんたちが緊張していることを察して、「うまくやろうとしなくていい。楽しむのが一番」とリラックスできるように配慮してくれたことに感謝していた。また、肉球の匂いをかぐ場面があるのだが、その演技がなかなかうまくできずに悩んでいたとき、犬友さんが「実際に自分の手の匂いをかぎながらやると良い」と自ら演じて見せてくれたことで、すぐにできたというエピソードも明かした。

収録現場の良さは、キャストだけでなく、制作スタッフの配慮も大きかったこともあったそうだ。七海さんによると、収録後に行っている食事会で話題になったお菓子(ゴルフボールの和菓子)が次の収録の際に差し入れとして出てきたこともあったという。もちろん、毎回行う食事会も仲の良さや結束力の高さに一役買っている。

ここで告知が行われ、オープニング曲「Sunny Sunny Girl◎」を熊田さん、そして、エンディング曲「犬生は一度きり」を犬友さん、犬川さん、犬田さんがメイン歌唱を担当しているとの発表があった。「犬生は一度きり」については、CD化決定が発表となると、会場からは大歓声があがった。上映会ではオープニングとエンディングが上映されなかったが、今回、エンディング曲の一部が公開された。

レコーディングの感想を聞かれると、3人とも難しい歌だったと明かした。犬友さんは、一番最初の収録だったこともあり、スタッフから「自由気ままに歌ってください」といわれて、ノリノリで歌ったと話していた。犬田さんは、曲に入る合いの手「ソレソレ♪」を自分たちでやることになるとは思わなかったとこぼすと、犬川さんから「(歌詞など資料に)書いてあったでしょ」とツッコミが入るとひときわ大きな笑いが起こった。

犬田さんのパートは、キーがかなり高めで歌うのが難しかったそうだ。本人は、後で処理してくれると思っていたそうなのだが、収録した歌がほぼそのまま採用されているという。ただ、会場に集まった人はどんな歌なのかわからずじまい。犬田さんのパートに入る直前に終わってしまったのだ。どういった歌になっているのか、このあたりは実際のテレビアニメの放送を見て楽しんでほしいとのことだ。

最後の挨拶で、犬友さんは、『織田シナモン信長』について、監督を務める髙橋英俊氏にとって今回が初のテレビシリーズということで、キャストとスタッフが全員で協力して一丸になって作っていこうという雰囲気がある作品とし、自身としてもやるだけのことはやれて満足できたと述べた。そして最後に、「私たち、みんなワン(犬)チームです!」と述べてイベントを締めくくった。

 

◆あらすじ◆
時は1582年6月 「本能寺の変」。織田信長。 天下統一の夢を果たせなかったが激動の人生であった。 志のためとはいえ、非道を貫き通した彼が残した一言… 「…来世は犬畜生まで堕ちるか?それもまた一興…であるな…」 その人生を終えたかに見えた…。しかし、目を覚ますとそこは現代。 しかもその姿は愛くるしい「犬」になっていた…!! 「マジであるかァー!!」 「あ~~~ 恰好付けてあんなこと言わなきゃ良かったのである。」 飼い主の市子に「シナモン」と名付けられた織田信長の“現代ワンちゃんライフ”が今始まる――。

【キャスト】
織田シナモン信長(柴犬):堀内犬友
伊達ブー政宗(フレンチブルドッグ):犬川登志夫
武田ラッキー信玄(ポメラニアン):犬田哲章
上杉ジュリアン謙信(ボルゾイ):杉田直司

今川ギルバート義元(ミニチュアダックスフンド):櫻犬孝宏
黒田チャーリー官兵衛(トイプードル):犬上和彦
真田マルタロウ幸村(コーギー):鈴村犬一
松永ホイップ久秀(チワワ):中尾隆聖犬

マリー・リリィ・アントワネット(ミニチュアダックスフンド):坂犬真綾
リス(明智光秀):入栗鼠自由
太田牛一:福山 牛

三津秀人:七海ひろき
尾田市子:熊田茜音
本願寺世良:諏訪部順一

 

【スタッフ】
原作:目黒川うな
(月刊コミックゼノン連載/ノース・スターズ・ピクチャーズ)
監督:髙橋英俊
シリーズ構成:経塚丸雄
キャラクターデザイン:香川 久
制作:ぴえろ
アニメーション制作:スタジオ サインポスト

 

オープニングテーマ
熊田茜音「Sunny Sunny Girl◎」

エンディングテーマ
シナモン・ブー・ラッキー「犬生は一度きり」

 

【放送日時】
テレビ東京 1月10日より毎週金曜 深夜1時23分~
テレビ大阪 1月10日より毎週金曜 深夜2時10分~
テレビ愛知 1月10日より毎週金曜 深夜2時05分~
*放送日・放送時間は変更になる場合がある。

 

公式サイト Twitter
©目黒川うな/NSP,織田シナモン信長製作委員会