「どろろ」「ヴィンランド・サガ」などを手掛けるツインエンジン、電通から取締役を迎え組織体制強化

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アニメーションの企画プロダクションを行うツインエンジンは、 グローバル展開とビジネス領域の拡大を視野に取締役を増員し、 組織体制の強化を行った。 グループ内からの新任に加え、 電通 執行役員/プライム・エグゼクティブ・プロフェッショナルの吉崎圭一氏が就任。
2019年4月に電通を引き受け先とした第三者割当増資を実施してから株主として資本提携を行ってきたが、 今後はより一層両社の連携を強化し、 アニメーションの新たな価値の創出を目指す。

フジテレビ「ノイタミナ」を長年率いた代表の山本幸治が2014年に設立。 オリジナル原作の開発、 アニメーション企画の立案、 宣伝戦略やビジネススキームの構築を行っている。 また、 「スタジオコロリド」や「ジェノスタジオ」をはじめとしたアニメーションスタジオ・クリエイティブユニットをグループに持ち、 劇場・TV・CM・Webなど幅広いジャンルでスタジオの強みを活かしたアニメーションを制作。
最近はTVアニメ「どろろ」、 TVアニメ「ヴィンランド・サガ」、 TVアニメ「からくりサーカス」、劇場アニメ「ペンギン・ハイウェイ」、「泣きたい私は猫をかぶる」などを手掛けてきた。

【 吉崎圭一ご挨拶 】

このたび、 株式会社ツインエンジンの社外取締役に就任いたしました、 吉崎圭一と申します。
ツインエンジンは、 クリエイティブの力を信じ、 常に世の中の変化を見据えて大胆な戦略を繰り出すとてもアグレッシブな会社です。 そんなツインエンジングループのスタジオとしてのブランド価値を更に高め、 そしてすべてのステークホルダーの皆さんの利益に貢献できるよう尽力する所存です。 どうぞよろしくお願い申し上げます。

【 新役員体制 】
代表取締役 山本 幸治
取締役 細貝 康介
取締役 齋賀 正仙
取締役 内田 康史
取締役 (新任)根本 慎太郎 <経営管理本部 本部長>
取締役 (新任)金苗 将宏 <株式会社スタジオコロリド 代表取締役>
取締役 (新任)吉崎 圭一