『ドラえもん』50周年イヤーのコミックス・関連本発行部数が1年間での500万部を突破

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小学館は、『ドラえもん』50周年イヤーと位置づけた2019年12月~2020年11月のコミックスおよび関連本の発行部数が、500万部を突破したことを明かした(紙のみ、 電子版を含まない)。

このうち、 原作まんがである、 てんとう虫コミックス『ドラえもん』シリーズの、 この1年間の発行部数は141万部超 となり、 特に目覚ましい数字を記録している。

その牽引役となった 『ドラえもん』0巻は発売から1年間で累計63.1万部(紙のみ)を突破 した。 また、 『ドラえもん』全45巻も、 重版に次ぐ重版を実施する状況が続いており、 特に2020年3月には、 コミックス第1巻の売上が一か月で1.1万部超に、 単月実売数としては21世紀最大の売上を記録 た。 また、 『映画ドラえもん』シリーズのノベライズや、 ドラえもんが登場する児童書、 学習漫画なども軒並み絶好調の売れ行きが続いている。

さらに上記数字には含まれないが、 12月1日に発売となるてんとう虫コミックス『ドラえもん』の豪華愛蔵版セット 「100年ドラえもん」は定価7万円+税という高額商品にもかかわらず、 1万セットを大きく上回る受注を獲得。『ドラえもん』の本は空前の大ブームの状況が続いている。

現在も50周年イヤーは継続中で、 映画『STAND BY ME ドラえもん2』が公開中。この映画公開に合わせ、 全国書店では『ドラえもん』関連本を買うと、 「ちょっとしたシールつき なんてことないティッシュくじびき」に参加できるキャンペーンを実施中。

また、 小学館からは50周年企画として、「映画ドラえもん」シリーズを網羅した『映画ドラえもん超全集』が11月25日に発売となったほか、12月1日には、 のび太にフィーチャーした付録満載の「てれびくん増刊 のび太くん」が、2021年2月には『ドラえもん』初の本格原画集『THE GENGA ART OF DORAEMON(仮称)』が発売される。

小学館・ドラえもんルーム室長 松井聡より
「この一年は藤子・F・不二雄先生が描かれた『ドラえもん』の人気の凄さに改めて驚かされました。 まさに日本一のまんがです。 今後も『ドラえもん』の春の映画、 そしてあっと驚く新企画の数々にご期待ください!」

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