2023年のライブ・エンタテインメント市場調査データが発表。初めて動員数5000万人と市場規模5000億円を超えるも、全国的な市場の回復には至らず

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一般社団法人コンサートプロモーターズ協会では、「基礎調査」として全国の正会員社を対象にライブ・エンタテインメント市場の調査を実施。

この調査は1989年に始まり、コンサートプロモーターの事業活動およびライブ市場の動向をデータ化した国内唯一の資料として、調査を重ねてきた。今回は、2023年1月~12月分の市場調査データが発表された。

※ACPC正会員社が調査対象のため、日本全体のライブ市場データとは異なります
<基礎調査サマリー> 調査対象期間 2023年1月1日~12月31日

2023年の市場概況

1.動員数は初めて5000万人を超え、市場規模も5000億円を超えたものの、公演数・動員数がコロナ禍前の2019年を上回った地域は、アリーナ5会場が新設された関東のほか、東海・関西の3地域に限られており、なおも全国的な市場の回復には至っていない
2.関東圏(東京・横浜)におけるアリーナ5会場の営業開始により、アリーナ会場の公演数・動員数が大きく伸長した。ホール公演の動員数が初めてコロナ禍前を上回り、ライブハウスの動員数もコロナ禍前に近づく
3.K-Popアーティストの大規模公演が増加しており、公演数658は全体の1.9%だが市場規模の668.4億円は全体の13.0%を占める

調査結果の詳細はURLよりご覧いただけます。http://www.acpc.or.jp/marketing/