『君たちはどう生きるか』第81回ゴールデン・グローブ賞でアニメーション映画賞受賞

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宮﨑駿監督10年ぶりとなる最新作『君たちはどう生きるか』(製作:スタジオジブリ)が、第81回ゴールデン・グローブ賞アニメーション映画賞を受賞した。日本映画がゴールデン・グローブ賞のアニメーション映画賞を受賞するのは初の快挙となる。

受賞を受けて、スタジオジブリ鈴木敏夫プロデューサーからコメントが寄せられた。

「君たちはどう生きるか」の受賞の知らせを聞いて、本当にうれしく思います。
歴史あるゴールデン・グローブ賞で、ジブリ作品が賞を頂いたのは初めてのことなので、格別な気持ちです。
日本では年初以来、地震や事故などの痛ましいニュースが相次ぎました。被災地では未だ救助を待っている方々が数多くいらっしゃるという報道を聞くと、やり切れない思いで一杯になります。そんな中で受賞という明るいニュースは、少しでも皆さんに笑顔を届けることができるでしょうか。

本作は、12/8からアメリカ&カナダで2205館で公開され、公開初日から3日間(12月8日~10日)のオープニング興収(先行上映含む)で約1297万ドル(約18.8億円)を記録し、日本映画オリジナル作品としては初となる、北米週末興行収入ランキング第1位を獲得した。
公開前から、クリスチャン・ベール、デイブ・バウティスタ、ジェンマ・チャン、ウィレム・デフォー、カレン・フクハラ、マーク・ハミル、ロバート・パティンソン、フローレンス・ピューなど超豪華な英語吹き替え版キャストが大きな話題となり、11/22からニューヨーク、 ロサンゼルスの4館で先行上映が開始され、アメリカでの宮﨑駿監督作品の劇場平均興収として過去最高成績を記録。ニューヨーク・タイムズやロサンゼルス・タイムズなど、観客を後押しする好意的なレビューが各メディアから出ており、12/1にはニューヨーク映画批評家協会賞のBest Animated Filmを、12/10にはロサンゼルス映画批評家協会賞のBest Animationとボストン映画批評家協会賞Best Animated Filmを受賞するなど、賞レースにおいても大きな注目を集めていた。

また、台湾では10/6に公開され、週末興行ランキング4週連続1位を獲得。10/25に公開となった韓国では、週末興行ランキング2週連続1位を記録し、公開8週目で観客動員数200万人を突破。12/1に公開されたフランスでも、週末の興行ランキング1位を獲得(観客動員数64万人)し、フランスでのスタジオジブリ作品の興行として、初週末の動員数の最高記録を更新し、12/17時点で観客動員数150万人を突破、年末年始に公開となった、メキシコ、イギリス・アイルランド、イタリアでもスタジオジブリ作品として過去最高の興行成績となるなど、世界中で注目を集めている。

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