現在公開中の『映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ』について、作中に登場し、物語のカギを握るアイドルグループ“ミステリーキッス”を演じる三森すずこ、小泉萌香、村上まなつのコメントが到着した。

センターを務めるのはトイプードルの二階堂ルイ。演じた三森すずこは二階堂のキャラクターについて「二階堂ルイは野心の塊で、負けず嫌いで歌もダンスも上手い、パーフェクトなアイドル」とコメントしている。さらに劇中に登場するミステリーキッスの大ファン今井も二階堂について「圧倒的なオーラ、ジャニス・ジョプリンを彷彿とさせるような歌唱力、天性のアイドル性とは裏腹に溢れ出るむき出しの向上心」と語るように、誰もが認める才能と、野心を持っているキャラクターだ。

しかし、劇中では市村に「あんたに何ができるの！？何で事務所にお金落とせるの！？」と詰め寄ったり、映画の予告編でも「私は殺していない。神に誓ってもいい」と、何やら不穏な言葉を語る二階堂。アイドルらしからぬ思い詰めた表情を浮かべることもある彼女に隠された“秘密”とは・・・？

三毛猫の市村しほはメンバーの中では控えめな性格。また、市村を演じた小泉萌香は「市村は可愛らしく見えて、実はお家が貧乏で、お金持ちになりたくてアイドルの世界に踏み込んで来たんです。」と語っている。さらに大きなお風呂や温泉が好きな描写もあるが、これも貧乏であったが故に、家での居場所が小さな浴室にしかなかったという出自から来ている。その一方で、何かにつけて「ヤバい」と口にするなど、若者らしい無邪気な一面も。

ファンからは「等身大の控えめさ」が魅力と言われており、劇中の会話からもおっとりした印象を受けるが、そんな市村にもどうやら人には明かせない秘密がある様子。映画の予告編では「嘘つきはあんただろ、貧乏人」と険しい表情で言い放つ姿も…。

最後の一人は黒猫の三矢ユキ。三矢を演じた村上まなつは「すごいピュアで純粋な女の子。そして私も私もお肉が大好きなんですけど、ユキちゃんも唐揚げが大好きでいつでもどこでも食べている、そんな女の子です」と自身と共通点があるとコメントした。一方で、彼女の実家は母子家庭であり、その母親に恩返しをするべく、九州から上京し、アイドルを目指しているという一面もある。

そんな三矢だが、ファンからはダンスのキレが抜群と評判だったものの、最近はダンスのキレが悪くなったと言われている様子。さらに同じメンバーの市村からも「苦手なんだ。前の方が良かった」と言われているようだが、一体彼女に何があったのか…。

メンバー3人とも何やら人には言えない秘密を抱えている様子。その秘密は「オッドタクシー」の物語を大きく動かしていくことになる。彼女たちの行動に隠された秘密とは、そしてそのさきに待ち受ける真実とは、内容は実際に激情で確かめてほしい。