『海辺のエトランゼ』公開後舞台挨拶に村田太志、松岡禎丞が登壇。お気に入りシーン生再現のサプライズも

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現在公開中の映画『海辺のエトランゼ』の公開後舞台挨拶が20日、都内で行われ、村田太志(橋本駿役)、松岡禎丞(知花実央役)が登壇した。公開を迎えた今の気持ちや、周囲の反響について話したほか、村田のお気に入りのシーンを舞台上で生再現するサプライズも飛び出し、ファンにはたまらない舞台挨拶となった。

「初日の舞台挨拶映像でも『ホッとした』と話したのですが、今も別の意味でホッとしてます」と笑みを見せた村田さん。
当時の状況もあり、アフレコ収録も1か月後ろ倒しになったことを明かした。様々なことを乗り越え公開を迎えた今、村田さんのSNSなどには前向きなコメントが多く届くと言い「僕たちのやってきたことが報われたと思いました」と満面の笑みをみせた。松岡さんは「無事に公開を迎えられて、皆さんに届けられたことが嬉しい」とコメント。「(海辺のエトランゼの)あの世界観が皆さんの心に残るように演じていたので嬉しいです」と続けた。

お互いが演じた駿、実央という役柄について、村田さんは「原作より(駿の)めんどくささが増している」と苦笑いを浮かべる。「ト書きに“ぶたれるクズ男”“走るクズ男”と書かれていまして…愛がないと書けないですよね」と笑いました。一方、松岡は「ドラマCDでは間尺がきまっていないため、ある程度自由にできるのですが、映画は間尺が決まっているので…」と、映像だからこその大変さがあったようだが、「ドラマCDのラインは崩したくないと思ったので、ドラマCDを主軸にして、実央を演じました」と口にした。

公開後舞台挨拶ということもあり、2人に本編のお気に入りのシーンを問うと、村田さんはファンの間でも「キュンキュンする」と評判になっている、実央がベッドの上で「バカッ」と駿に向けて言うシーンをあげた。
松岡さん自身も「(そのシーンは)こだわりました」明かし、テストで感触をつかみ本番では少しだけテストより気持ちを乗せたといったコメントをする中、舞台上では徐々にその「バカッ」を生で聞きたいという雰囲気に…。松岡さんは「えっ!? ここで?」と驚くものの、村田さんが駿のセリフで助け舟を出すと、松岡さんはテレながらも「バカッ」を披露した。

最後に2人から「みなさまの前で舞台挨拶をさせていただけるということが、今のご時世本当にありがたいことだと思います。これからも『海辺のエトランゼ』をよろしくお願いいたします」と松岡さん。
村田さんは「エトランゼが大好きでたまらない人達が作った作品です。普通の恋愛をしている2人がちょっとずつ前に進んでいく物語です。ご覧になっていただいて、優しい気持ちになっていただければ嬉しいです」と言葉を寄せ、舞台挨拶は幕を閉じた。

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