『カレイドスター』HDリマスター版がAT-Xで再放送! 佐藤順一監督、広橋涼、大原さやかのメッセージが到着

TVアニメ

2003~2004年にかけてテレビ放送され、今なお根強い人気を誇る「カレイドスター」が、AT-X でHDリマスター版になって再放送することが決定した。

「美少女戦士セーラームーン」「HUGっと!プリキュア」「ARIA The CREPUSCOLO」の佐藤順一氏(原案・監督)が《普遍的な感動》と《本物のエンターテインメント》を追求した本作。キャラクターデザインに「赤ずきんチャチャ」「こどものおもちゃ」の渡辺はじめ氏、シリーズ構成に「猫の恩返し」「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の吉田玲子氏を迎えた夢のチームで制作され、多くの人々の心を震わせた。

そんな本作の再放送に伴い佐藤順一監督、苗木野そらを演じた広橋涼さん、レイラ・ハミルトンを演じた大原さやかさんからメッセージが到着した。

なお、「カレイドスター」の再放送に合わせ、作品の公式Twitterも開設。Twitterではアニメの情報はもちろん、作品に関連するその他情報なども随時更新される予定だ。

過去に創った作品で、生涯で何度も振り返ることになるタイトルというのはそう多くはありません。「カレイドスター」もそういう作品で、そればかりか、何年経っても新しい人が見てくれて、嬉しい感想を聞かせてもらう事の多い作品です。今回AT-XさんでHDリマスター版のオンエアをして戴けて、これを機会にまた新しく「カレイドスター」を見てくれて、好きになってくれる人が増えたら本当に嬉しいです。この作品は、スケジュールの逼迫という状況の中で、みんなが自分のできる最大の力を注ぎ込んで制作したこともあって、振り返ると全員で走りきったという記憶がとにかく蘇ります。
それだけに、当時一緒に創った仲間は、今も、これからも作品を創る上で、たくさん力をくれる存在になりました。こうして新たな品質で放送をしてくれることを、一緒に感謝しつ一緒に喜びたいと思います。そして、またどこかでこの作品の話をいろいろと出来たらいいなと、早くも期待しています。(佐藤 順一)

苗木野そらを演じた広橋涼です。こんにちは。
「カレイドスター」は夢に向かってひた走るそらと仲間たちを中心に、エンターテインメントに生きる人々の姿を驚くくらい真っ直ぐに描いた作品です。
大好きなものはそれがあるだけで力となり、大好きだからこそ目の前に壁として立ちはだかります。
それでも諦められないのはやっぱりそこに輝くものがあるからです。
収録が始まった頃は誰とも喋れず人見知り全開だった私が、愉快な先輩方とあったかい共演者に囲まれて、役としてだけでなくようやく普通に人間としてやっていく道が見えたのもこの作品の力が大きいです。
そして、アニメを作ることは本当に沢山の力があって出来上がること、お客様に見てもらえてそこからがスタートであることも教えてもらいました。
何歳で出会うか、どういうタイミングで見るかによって感情移入するお話やキャラクターが変わってくると思います。
いつ出会ってもきっとあなたの一歩を見守ってくれるはずです。
そらの、レイラさんの、ミアの、アンナの、ロゼッタの、ケンの、他にも出てくるみんなの人生の煌めきをぜひ目撃してください。
今という時代にまた放送していただけることが出演者としても視聴者としてもありがたいです。
“いつまでも すごい 大好き!”
変わらない「カレイドスター」がそこにはあります。(広橋涼)

この度、HDリマスター版の再放送が決まったとのこと、本当にありがとうございます。振り返れば初回放送は2003年…デビューして3年あまりのまだまだ未熟だった私に、レイラ・ハミルトンという生涯わすれえぬ大切なキャラクターを任せてくださった佐藤順一監督には、言い尽くせないくらい感謝しています。どんなに時間が経っても、レイラさんや「カレイドスター」の存在は常に私の中にあって、『表現する』ということと常に格闘していくという意味で、たびたび劇中の世界やキャラクターのセリフにシンクロしていたあの頃を思い出します。そしてその度に、大きなエネルギーが胸の奥底から沸き上がってくるのです。今、時代はとても厳しい状況にありますが「その時自分たちができる最高のパフォーマンスをお客様に届ける」というそらやレイラさんたちの情熱と熱い想いを、この機会にぜひ受け取ってみてください。初めての方にもたくさんご覧いただいている方にも、何度でも、胸を張ってお届けしたい。これはそんな、力強くて、眩しくて、愛おしい作品です。(大原さやか)

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