アニメ映画『鹿の王』2020年9月18日に全国ロードショー。「もののけ姫」「君の名は。」を手掛けたアニメーター・安藤雅司が初監督

TVアニメ

上橋菜穂子氏の代表作『鹿の王』のアニメ映画が、2020年9月18日に全国公開されることが発表となった。

上橋菜穂子氏は、2014年に「小さなノーベル賞」と言われる「国際アンデルセン賞<作家賞>」受賞、代表作「精霊の守り人」シリーズはアニメとドラマで映像化された作家。『鹿の王』も同氏の代表作で、2015年の本屋大賞を受賞、シリーズ累計190万部を突破している。

アニメ映画では、日本映画界の歴史を支えてきたアニメーター・安藤雅司氏が初監督を務める。
安藤は25歳の若さで『もののけ姫』(1997年公開 興行収入193.0億)の作画監督に大抜擢、その後も邦画の興行成績を塗り替えた『千と千尋の神隠し』(2001年公開 興行収入308.0億)、そして邦画の世界興行収入の首位となった『君の名は。』(2016年公開 興行収入250.3億)という、邦画の歴代興行収入上位4作品のうち3作品の作画監督を担当してきた人物だ。

さらに、共同監督として安藤と共に映画を作り上げていくのは、『千と千尋の神隠し』では監督助手を、『伏 鉄砲娘の捕物帳』で映画初監督を務めた宮地昌幸氏。脚本は「ハイキュー!!」シリーズや「僕だけがいない街」など、数々の話題作を手がける脚本家・岸本卓氏が担当する。

『鹿の王』

<公開日>
2020年9月18日

<ストーリー>
強大な帝国にのまれていく故郷を守るために戦う戦士団<独(どっ)角(かく)>。
その頭であったヴァンは、奴隷に落とされ、岩塩鉱に囚われていた。
ある夜、ひと群れの不思議な犬たちが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生する。
その隙に逃げ出したヴァンは幼い少女を助け、育てることに。
一方、移住民だけが罹ると噂される病が広がる王幡領では、医術師ホッサルが懸命に、その治療法を探していた。

感染から生き残った男と、命を救うため奔走する医師。
過酷な運命に立ち向かう人々の“絆”の物語。

監督・キャラクターデザイン・作画監督:安藤雅司
監督:宮地昌幸
脚本:岸本卓
制作スタジオ:Production I.G
配給:東宝
製作:「鹿の王」製作委員会

©KADOKAWA CORPORATION
©2020「鹿の王」製作委員会