舞台『おそ松さん』F6の2ndライブツアーが開幕! おそ松役の井澤 勇貴「まだこの景色に実感がわかない」

舞台

舞台「おそ松さん」で人気のF6(エフシックス)が、2月22日(土)、幕張メッセイベントホールにて2ndライブツアー「FANTASTIC ECSTACY」(3都市10公演)の初日公演を行った。F6(エフシックス)とは、TVアニメ「おそ松さん」に登場する、びっくりするほどルックスがいい6つ子のイケメンver.のことで、TVアニメを舞台化した「おそ松さんon STAGE ~SIX MEN‘S SHOW TIME~」シリーズにも登場。

おそ松(井澤勇貴)、カラ松(和田雅成)、チョロ松(小野健斗)、一松(安里勇哉)、十四松(和合真一)、トド松(中山優貴)の6名からなる、全員身長180cm以上のキャストが魅せるライブや、女子を虜にするセリフの数々が人気となっている。

10万人が応募殺到した1stライブツアー「Satisfaction」から1年半ぶり、2回目のライブツアーとなった今回。初公演にはファン5000人が詰めかけた。宇宙をイメージさせるようなステージセットの中、6人の姿が現れると客席から割れんばかりの歓声が会場を包み込み、F6の代表曲ともいえる「Foever 6ock You」から幕が上がった。

今回のツアーでは、舞台「おそ松さんon STAGE ~SIX MEN‘S SHOW TIME~」シリーズや前回のツアーで披露された楽曲に加えて、舞台「おそ松さんon STAGE ~SIX MEN‘S SHOW TIME3~」で6つ子が披露した「JOBLESS!!!!!!」という楽曲をF6verにアレンジした「CASHLESS!!!!!!」、今回のライブツアーのタイトルでもある「FantaStIc X-tasy」、そして「NAKED KINGDOM」の3曲に加えて、F6が2組に分かれて歌った「アモーレ・ムーチョ!」と「マツゥ~ダンシング・マハラジャ・ナイト~」の計5曲の新曲が初披露となった。

特に盛り上がったのは、舞台「おそ松さんon STAGE ~SIX MEN‘S SHOW TIME3~」の舞台上でグループ分けされた、おそ松・カラ松・チョロ松が歌うラテン調の曲「アモーレ・ムーチョ!」と一松・十四松・トド松が歌うインド調の曲「マツゥ~ダンシング・マハラジャ・ナイト~」の2曲。「ヒリヒリシチャウヒリヒリシチャウ」というフレーズが印象的な「マツゥ~ダンシング・マハラジャ・ナイト~」では、タイトルコール直後にその意外性に笑いが起きる場面も。

サビの「メ アプコ ピヤール カルタ フン」はインドの言葉で「I LOVE YOU」という意味とのことで、その独特な歌詞にも注目してほしい。また、「アモーレ・ムーチョ!」ではおそ松、カラ松、チョロ松がセクシーかつ情熱的に歌い上げ、観客をうっとりとさせた。

そしてライブ中盤、おそ松が「ここからはみんなと一緒に歌を歌いたいと思います」と言って始まったのは「いつか夢でチャックメイト」。本来はトト子が歌う部分を会場のファンが代わりに歌うという演出で会場は一体に。

「NAKED KINGDOM」では、カジュアルな衣装にチェンジした6人。実はおそ松役の井澤勇貴がコーディネートした衣装ということが明かされ、井澤は「本当はすごく緊張してた。みんなのこと考えてたら楽しくなっちゃって。F6大好きです!」と満面の笑みを浮かべた。ほかにも、人気曲「Magic Night Satisfaction」、「“F”→U GO! -Many Money Make You Happy-」や、コールアンドレスポンスが盛り上がりをみせる「Fo6ow Your Dreams!!!!!!」など多数の楽曲を披露したF6。

最後にそれぞれ観客に感謝を伝え、「今この景色を目の当たりにして、いまだに実感できてない部分があったりします。残りまだ9公演ありますので、最後の最後まで家族、スタッフ一丸となって頑張っていくので、最後まで応援よろしくお願いいたします」というおそ松のメッセージで幕が閉じた。

「おそ松さん」の世界観で描かれたコミカルな歌詞とそれに反するようなスリリングなサウンド。耳に残るキャッチーな楽曲とキュートでかっこいい6人に観客は終始興奮の渦に飲み込まれた。

なお、今回のライブツアーの模様を収録したBlu-ray&DVD、そしてツアーで披露された楽曲が全て収録されたCDアルバムが7月10日に同時発売することが発表された。

公式サイト
©赤塚不二夫/「おそ松さん」on STAGE製作委員会2020