タツノコプロが生んだアクションヒーロー『破裏拳ポリマー』溝端淳平主演で実写映画化。2017年5月より公開予定

『ガッチャマン』『キャシャーン』などを生んだタツノコプロの創立55周年を記念して、カンフーなど格闘技の要素を大胆に取り入れた肉弾アクションが話題を呼んだ『破裏拳ポリマー』が実写映画化、2017年5月に公開となる。

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元ストリートファイターにして、探偵、そして奥義“破裏拳(はりけん)”を操る拳法の達人という、あまりに欲張りな主人公・鎧武士を軽やかに演じるのは溝端淳平さん。
本作主演のために4ヶ月前からトレーニングを重ね、監督に「説得力がある」と言わしめたアクションを披露する。

少年たちの心を燃えさせた原作アニメの設定を活かしながらアクションワールドを炸裂させるのは、『仮面ライダーW』『仮面ライダーフォーゼ』『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』などの作品を手掛ける坂本浩一監督。
今回はアクション監督としての経験も持つ坂本監督自ら、“肉弾戦”型のヒーロー、破裏拳ポリマーの必殺技である奥義“破裏拳”をリアルな拳法として再現させているのも見所だ。
さらに今回、主人公鎧武士の転身後の姿である【ポリマー】の造形も解禁。真紅のボディがまぶしい戦いのオーラを放っている。

共演は、謎の美女・稗田玲役に原幹恵さん、鎧武士と共に事件解決を目指す警視庁の刑事・来間譲一役に山田裕貴さん、武士の助手・南波テル役に柳ゆり菜さん。
ジャッキー・チェンに憧れアメリカで修行した経験を持ち、特撮ファンのみならずアクションファンにも高い人気を誇る坂本監督と、体当たりのアクションに初挑戦した溝端さんによる従来のアクションヒーローの枠にとどまらない、全く新しいヒーローに期待しよう。

溝端淳平コメント

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デビューして10年ですが、ずっとヒーローとは無縁だと思っていました!今回オファーを頂き本当に光栄です。変身してからはスーツアクターの方がいる、と戦隊もの出身の人達から聞いていたのですが、変身してからも顔が見えるので今回は自分で演じることになり、ちょっと聞いてた話とは違うなと思いました!笑
この作品は正義という絶対的なものを信じながらも、傷付いて失ってへし折られ、それでも信念を貫く鎧武士の姿は現代では少ないキャラクターだと思います。バカで自分勝手だけど憎めない、そんな昭和の臭いがする役は演じさせてもらってとても刺激的でした。アニメ放映時に子供で懐かしみながら観てくださる方、新鮮に受け止められる若い方、普遍的なテーマの作品なので沢山の方にみてもらいたいです。

坂本浩一監督コメント

「子供の頃、テレビで見ていた「破裏拳ポリマー」を自分の手で実写化出来るなんて!!」というのが初めの感想でした。今までも数々のヒーロー作品を担当してきましたがアニメ原作は初めての挑戦です。ポリマーのファンだった人達から、ポリマーを知らない人達、特撮ファン、アニメファン、アクションファンなど、多くの人達へとのゲートを広げた作品を目指しました。溝端くんには通常の(映画映えする)アクションとは別に、本格的な格闘技の動きを身に付けてもらい、破裏拳(はりけん)という必殺拳法を体現していただきました。高い運動神経や動きのカンが素晴らしかったです。

キャスト、スタッフ一丸となり作り上げた作品です。多くの人達に見てもらい、ハリウッドにも負けない日本のカッコいいヒーローを堪能していただきたいです。

タツノコプロコメント

今から40年以上前に弊社が世に送り出した正義のヒーロー「破裏拳ポリマー」が、長い時を経て再び悪と戦うために立ち上がります。「ポリマー」はそれまでのタツノコヒーローとは少々趣きを変えた異色の変身ヒーロー作品であり、カンフーを元にした格闘系ハードアクションと、個性的なキャラクターたちによるコメディチックなやりとりが人気となりました。

今回、坂本監督や溝端さんたち実力派俳優陣によって、これぞまさに「ポリマー」とも言うべき、笑えて熱いアクション作品に仕上げて頂きました。当時見てくださっていた原作ファンの方々も、今回新しく「ポリマー」という作品を知った方々にも楽しんで頂ける、ヒーロー映画の決定版『破裏拳ポリマー』に、私たちも大いに期待しております。

『破裏拳ポリマー』

・公開表記:2017年5月
・キャスト:溝端淳平 山田裕貴 原幹恵 柳ゆり菜
・原作:タツノコプロ
・監督:坂本浩一
・脚本:大西信介
・配給:KADOKAWA

公式サイト
破裏拳ポリマー Blu-ray BOX (初回限定生産)
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン (2014-12-26)

(C)2017「破裏拳ポリマー」製作委員会
(C)タツノコプロ