「ミルキィホームズのサタデーナイトトークライブ金曜日だけど!」レポート

15周年ライブ以来の、この挨拶。歳を重ねて「昔よりテンポが落ちた?」という話も。
イベント

2023年3月31日(金)@なかのZERO 大ホール

2009年にミルキィホームズプロジェクトが発表された「サタデーナイトライブ」が復活!! ブシロード15周年記念ライブ以来、ミルキィホームズの4人がまたまた再集結したぞ!

※『月刊ブシロード』2023年6月号からの転載

4人集まればホーム! ミルキィのトーク満載!!

本イベントは、3月14日と3月16日に続く3公演目。待望の4人揃っての開催とあって、会場には多くのミルキアンたちが駆けつけた。
聞き慣れた音楽に乗って登場した4人。司会は盟友、2代目統括プロデューサー・岡田太郎氏。「三森すずこと」「徳井青空と」「佐々木未来と」「橘田いずみは」「ヨコハマいちの名探偵・ミルキィホームズです!」といつもの挨拶を披露すると、会場全体があっという間にあの頃の空気に戻る。客席には活動休止後に知ったというファンも来ており、新たな仲間を温かな拍手で出迎えた。

「ライブ映像上映会」では、2018年2月の「Road to Final」の発表から、2019年1月開催のファイナルライブの映像を上映。ほぼ初めて観るというミルキィの4人は、「頑張れ!」「カッコイ!!」「泣いちゃう」「いい曲が多い」と見入りつつ、まさにオーディオコメンタリー状態。活動休止発表やファイナルの裏側はもちろん、とあるライブ会場が熱すぎて三森が岡田Pにガチ切れした話など、思い出話に花を咲かせた。
続く「曜日対抗ミルキィ選手権」では、先の2公演で獲得した得点を元に、徳井&佐々木チームと三森&橘田チームが対決。第1種目は、曲のタイトルを正確に答える「いんとろとろどんどんクイズ」。引っ掛け問題や惜しい回答、高度な心理戦が入り乱れ、4人は白熱。会場も大いに盛り上がった。

ファイナルライブは思い入れも格別。みんなで見れば昇華できるはず。また上映会を!

過去にイントロクイズを経験している橘田だったが、本気の三森が正解を連発する。

徳井&佐々木チームは押されつつも、答えが際どい問題を正解して15問中7問獲得!

第2種目は、獲得ポイントが3倍となる「大収穫!? スロット対決」。先の公演で「ミルキィアタック」を連発した徳井が、この日も「バイバイチャレンジ」で20倍ボーナスを引き当て、勝負強さを見せつけた。
続いては「朗読劇コーナー」。先の2公演から連なる物語で、千春と深川瑠華が参加。冒頭のナレーションは岡田Pが担当(当日決定)し、花見をしながらシャロの誕生日を祝う様子が描かれた。時空や次元を超越したミルキィワールドを展開し、会場を笑顔にした。

2チームに分かれてのスロット対決。先の公演で時間超過したので設定は辛めにしたとか。

司会進行はミルキィのすべてを知る男・岡田P。4人とも息の合った掛け合いを見せる。

千春と深川を加えての朗読劇。原作協力・小玉励氏による新規書き下ろしの物語にほっこり。

曜日対抗戦は、徳井&佐々木チームが大差の勝利。賞品を奪い合う一幕もありつつ、会場に来てくれたミルキアンと記念撮影。エンディングではそれぞれに「4人で集まったら楽屋から楽しい」「またふらっと集まったら、みんな会いに来てね」と語った。

活動休止から4年の月日が経ち、みんな少しずつ年齢を重ねていくけど、集まればいつでもあの頃に戻って笑い合える――この素敵な空間はミルキィホームズならでは! 同窓会のように、それぞれの歩みや変わらぬ笑顔を共有できるイベントを、また開催してほしいと切に願う。

楽屋では前日3月30日の佐々木の誕生日をお祝い。祝杯を上げる証拠映像も流された。

出演者全員揃って、お馴染みのミルキィポーズでパチリ。「また集まろう!」「また会おう!」

本公演&ブシロード15周年記念ライブ出演部分 円盤化決定
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本記事は『月刊ブシロード』2023年6月号に掲載されたものです。
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