蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ、2ndライブツアーがスタート。6人で駆け抜けた1年間の集大成と9人の始まり

イベント

『Link!Like!ラブライブ!』(以下、『リンクラ』)を中心に、オールメディアで展開している蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ(以下、蓮ノ空)。千葉・兵庫を巡る2ndライブツアーより、最初の千葉公演が2024年4月20日(土)・21日(日)の2日間に渡り、幕張メッセ 国際展示場 1~3ホールにて開催、2日間の開催で会場、配信を合わせて2万6千人が来場・視聴した。

本ライブツアーは、2023年10月からライブ当日の“いま”に至るまでの蓮ノ空の物語を、実際のステージで追体験できる内容となっている。これまで103期の蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブとして全力で駆けてきた6人のパフォーマンス、そしてこの春から新入生3人を加えた9人で、104期の新たな一歩を踏み出す蓮ノ空のステージ模様をレポートする。

・6人の成長と時の流れを感じた「Dream Believers」

2ndライブツアーのキービジュアルとリンクしたアタック映像後、センターステージから日野下花帆役・楡井希実、村野さやか役・野中ここな、乙宗 梢役・花宮初奈、夕霧綴理役・佐々木琴子、大沢瑠璃乃役・菅 叶和、藤島 慈役・月音こなの6人が登場。『リンクラ』の主題歌で、石川県・金沢市にある伝統校の蓮ノ空で歌い継がれてきた「Dream Believers」から本公演がスタート! ちょうど1年前の4月に開催された蓮ノ空のデビューミニアルバム発売記念イベントで、ステージパフォーマンスが初披露されて以降、さまざまなライブで披露を重ねてきた楽曲だけあり、それぞれが堂々たる姿を見せてくれた。
MCで、ライブに参加する「蓮ノ空のこと好き好きクラブのみなさん」と心を1つにした後は、ストーリーダイジェスト映像をはさみ、ユニットパートへ! 蓮ノ空の伝統を受け継ぐ3組が順番に登場し、2023年10月にバーチャル音楽ライブ「103期10月度Fes×LIVE」にてスクールアイドルの祭典「ラブライブ!地区予選」のエントリー曲として披露されたパフォーマンスしていく。

トップバッターは幼なじみの後輩先輩コンビ、瑠璃乃&慈が結成したユニット・みらくらぱーく!。かわいさとにぎやかさがつまった「ノンフィクションヒーローショー」や「ド!ド!ド!」で、一気に会場の空気はみらくらぱーく!色に。

続いて登場したのは、世話焼きな後輩・さやかと独特なセンスを持つ先輩・綴理が結成したDOLLCHESTRA。「KNOT」や「AWOKE」でのパワフルなパフォーマンスでオーディエンスの心をつかみつつ、楽曲の世界観を見事に表現。

最後は明るく元気な後輩・花帆と眉目秀麗な先輩・梢が結成したスリーズブーケが登場し、「千変万華」と「水彩世界」を披露。2人のさわやかなハーモニーとキュンとするような振りのダンスで、会場中を魅了した。

メンバーたちの絆が見えるパフォーマンスに感動!

『リンクラ』の「活動記録」(ストーリー)では、「ラブライブ!」への挑戦と同時に、かつてスクールアイドルクラブに所属していた3年生の生徒会長・大賀美沙知との触れ合いが描かれた。沙知が制作し、6人が歌った「ツバサ・ラ・リベルテ」は、103期11月度Fes×LIVEにて初披露されたが、本公演では衣装も含めたシンクロパフォーマンスでお届け! 印象的だった雨が止むシーンも、舞台セットの電飾で再現された。

「ラブライブ!全国大会」出場をかけた103期12月度Fes×LIVEにて披露された楽曲「Link to the FUTURE」は、3組のユニットがそれぞれの個性を発揮しながら1つの曲でつながる特別な楽曲。「Fes×LIVE」同様、本公演でもステージ上にかけた紗幕にユニットロゴを映してのパフォーマンスとなった。中でも衝撃的だったのは、「Fes×LIVE」では間奏で紗幕に過去の「Fes×LIVE」の映像がダイジェストで映し出されたが、今回のパフォーマンスでは、1stライブツアーでのキャストパフォーマンス映像が投影されたこと。間奏中での早着替えも成功し、会場中から歓声があがる。

ライブ後半は、各ユニットの新たな魅力が際立った103期1月度Fes×LIVEの楽曲や、さやかのソロ曲「Runway」などを披露。そして沙知を想い綴った、すべての卒業生、すべての在校生に贈る103期Fes×LIVE3月度楽曲「抱きしめる花びら」も、新衣装とともにパフォーマンスを披露。大好きな人を想って優しく歌うメンバーたちの姿を、後ろから見守るように置かれた花束が沙知を思わせた。

続く「Legato」を披露した後、ステージが暗転すると、なんと「抱きしめる花びら」の衣装を着た花帆たち6人の姿が! 花帆たちから新入部員が入部して9人になったことや進級したことに関する想いが語られ、ライブ本編が終了した。

終わってからも見逃せないことばかり! サプライズ満載のアンコール!

客席からのアンコールに応えて、制服姿のキャスト6人が再びステージに登場! これまでスリーズブーケとDOLLCHESTRAの4人が歌ってきた「DEEPNESS」を、みらくらぱーく!の2人も加えた6人で初披露し、みんなを驚かせた。続く「On your mark」や「103期2月度Fes×LIVE」のシャッフルユニット3曲をはさみ、さらなるサプライズが……!

ゲストとして蓮ノ空の新入生3人が呼び込まれ、百生吟子役の櫻井陽菜、徒町小鈴役の葉山風花、安養寺姫芽役の来栖りんがステージに登場! 9人になった104期の蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブによる「Dream Believers (104期 Ver.)」のパフォーマンスがここで初めて披露された。新たな歌い分けから生まれるハーモニー、9人だからできる振り付けなど、パワーアップした楽曲に、今後の期待が高まる。

新入生3人が帰った後もライブは続く。ダブルアンコールとして、またまたステージに登場した楡井さんたちキャスト6人は、トロッコに乗り込み「STEP UP !」「永遠のEuphoria」を歌いながら、会場中を巡った。

最後の最後まで客席に手を振り、別れを惜しみながらも、再会を誓ってステージを降りていった6人。最後まで大きな盛り上がりのまま千葉公演の幕は閉じた。

※配信アーカイブは両日2024/4/28(日)23:59まで。

<チケットぴあ> URL: https://w.pia.jp/t/hasunosora2nd/
<イープラス> URL: https://eplus.jp/hasunosora2nd_ol/

©プロジェクトラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ