【Anime NYC 2022】 “MixBox meets MyAnimeList”が海外初のブース出展。『劇場版 転スラ』スペシャルステージには多くのファンが殺到

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バンダイナムコミュージックライブが運営する、24時間誰かと繋がれる無料アニソンストリーミングサービス「MixBox」が2022年11月18日(金)~20日(日)に開催された「Anime NYC 2022」にて、MyAnimeListと合同ブースを出展した。

会場には日本の人気アニメキャラクターのコスプレをしたアニメ・漫画ファンが押し寄せ、とてつもない興奮に包まれている。ニューヨークでは感染症に対する制限も緩和され、かつてのイベントの雰囲気を取り戻しつつある。久々に感じるリアルな熱気にテンションを上げながら会場を巡る。
そこでひと際存在感を放っていたのが巨大ガンダムのモニュメント。「GUNDAM EXPO U.S.A 2022」ブースには開場早々ファンによる長蛇の列が。この列は3日間途切れることなく続き、日本が世界に誇るガンダムの力をまざまざと見せつけられた。

ここ一帯にバンダイナムコグループの様々なコンテンツのブースが集まっている。その中でも巨大LEDパネルが設置され、そこから誰もが知っている人気アニソンが流れているブースが目立ちまる。そう、ここが今回のお目当ての”MixBox meets MyAnimeList”ブースだ。

■盛りだくさんのアクティビティで賑わった”MixBox meets MyAnimeList”ブース

見て、聴いて、体験して、遊んで、触れ合って…ひとつのブースで1日中、こんなにも楽しませてくれるのかと唸ってしまうほどのコンテンツ・アクティビティが詰め込まれた”MixBox meets MyAnimeList”ブース。その魅力を余すことなく紹介する。

<MixBox LEDパネル&フォトスポット>
ブースの中で一番の存在感を誇る大型LEDパネル、そこにはお馴染みのMixBox のビジュアルが大画面で放映され、人気アニソンが1日中流れている。その目の前にはMixBoxの世界に入り込み、音楽に合わせて歌い踊る海外ファンの姿が。有名曲が流れると周りから歓声が沸き終始盛り上がりを見せていた。またMixBoxのナビゲーター天音 蘭と一緒にベンチに座って写真撮影をすることができる。写真撮影をしたファンには特別缶バッチをプレゼント。缶バッチを身に付けて会場を闊歩する来場者が印象的だった。

<DIY Music Box Strips(オルゴール制作体験)>
MixBoxで再生される楽曲の簡易オルゴールが作れるDIY体験も人気を博していた。オルゴール譜面を模した用紙に音階の穴をあけてヒットアニソンの楽譜を作成、それをその場で再生機に通すと、なんとオルゴールの音色で楽曲が流れる。しかも作成した譜面は栞として記念にお持ち帰りも可能。多くのファンが一生懸命DIYに取り組み楽しんでいた。

【オルゴールDIY体験対象楽曲】
・Snow halation/μ’s (TVアニメ「ラブライブ!」挿入歌)
・STORYSEEKER/STEREO DIVE FOUNDATION(TVアニメ『転生したらスライムだった件 第2期』エンディング主題歌)
・ハレ晴レユカイ/平野綾, 茅原実里, 後藤邑子 (TVアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』EDテーマ)

<Anime Music Quiz>
特に盛り上がりを見せていたのがLantisの楽曲を使用したイントロクイズ大会。イントロクイズに正解して勝ち進んだ猛者にはMixBoxとMyAnimeListのオリジナルグッズがプレゼントされる。当イベント参加のために行列ができ、観戦者で人だかりもできていた。決して簡単ではないイントロクイズを次々当てていく参加者達、大会は白熱し勝者は雄叫びを上げ、ギャラリーは拍手を贈り大きな賑わいを見せる。日本のアニソンの世界での人気ぶりを改めて感じる事ができる時間だった。

<スペシャル動画放映などその他にも色々な楽しみ方が!>
大型LEDパネルでは、ある時間限定でアーティストによる会場だけの特別コンテンツも放映された。各アーティストの最新情報・ライブ情報やコメント動画の他、VTuberミライアカリの特別動画には来場者が足を止め楽しんでいた。様々なコンテンツ・アクティビティが詰まった”MixBox meets MyAnimeList”ブース。中には何度も足を運んで1日中MixBoxの世界を堪能するファンも。3日間にわたり多くの海外ファンを魅了したブースだった。

■「劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編」Aime NYCスペシャルステージ

人気アニメ「転生したらスライムだった件」の劇場版のステージイベントも開催された。会場には多くの転スラファンが集まり、すぐに満席に。今か今かとステージ開始を待ちわびる。そしてついにステージ開幕の時がやってくる。制作スタッフの江口浩平氏、岩橋美佳氏、近藤文吾氏が登場しオープニングから沸き上がる。MCからの質問に対して制作時に苦労した事や工夫した事、他スタッフとのエピソードや裏話を披露し、海外ファンの心を掴んだ。
その後、海外では初解禁となる劇場版の特別PVを上映。長尺で見ごたえのある映像でファンも固唾をのんで魅入っていた。PV上映後はなんと転スラの主人公「リムル・テンペスト」を演じる声優・岡咲美保の限定コメントがサプライズ上映されファンはさらに大喜び。興奮冷めやらぬ中、続いて劇場版主題歌「Make Me Feel Better」を歌う“MindaRyn”、劇場版挿入歌など様々な楽曲を手掛ける“STEREO DIVE FOUNDATION”のR・O・Nが登場。ファンからはさらに歓声が上がった。そこで音楽にまつわるトークが展開され、どのような想いで作曲・歌唱されたかなどファンにとってたまらないエピソードを披露しファンにとって大満足な時間を提供した。

その後はなんと“MindaRyn”と“STEREO DIVE FOUNDATION”の音楽生ライブ!
“MindaRyn”はまさに“アニソン”の気持ちよさを感じられる力強くもキュートな歌声で会場は明るい雰囲気に包まれる。劇場版の主題歌「Make Me Feel Better」も披露されると観客はペンライトを振り回しハイテンションに。その後の“STEREO DIVE FOUNDATION”のライブでは雰囲気が一転、クールなDJプレイとダンサブルなサウンドで会場がEDM空間に!エモく、どこか懐かしい音楽についノスタルジックな気持ちになってしまう。劇場版の挿入歌「SPARKELS」も披露。劇場で映画を見てこの楽曲が流れてくると、きっと号泣してしまうでしょう。“STEREO DIVE FOUNDATION”の音楽は必聴。
約30分以上にも渡る豪華ステージで会場のボルテージは最高潮に。最後は全登壇者が登場して映画を見て欲しいと熱い気持ちを観客に伝えてステージは終了した。

■アーティストサイン会も開催!待望のミート&グリートでファンは歓喜!

バンダイナムコミュージックライブ、Lantis関連アーティストのサイン会もブース内で開催された。参加したのは“MindaRyn”、“STEREO DIVE FOUNDATION”、“LIO from NOILION”の3名。これまで時世でなかなか実現できなかった対面のサイン会でファンは歓喜していた。

アメリカ最大の都市・ニューヨークで開催されたアニメの祭典「Anime NYC」。そこで多くの来場者を常に楽しませ、笑顔にしていた”MixBox meets MyAnimeList”ブース。エンタテインメントと音楽の力で3日間ずっと存在感を放ち日本が誇るアニソンを提供し続けていた。

撮影:クランチロール