佐々木李子、朗読ライブ「SynapstoRy ~荊姫~」のレポートが到着 林鼓子、大地葉とともにオリジナルの世界観を展開

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歌手・声優としても活躍する女性シンガーの佐々木李子(ささき・りこ)が、2月20日(日)に神田明神ホールにて、完全新作となる朗読ライブ「SynapstoRy~荊姫~」を開催した。

「SynapstoRy(シナプストーリー)」とは、“歌とピアノと朗読が、切なく、情熱的に絡み合う“をコンセプトにする朗読ライブ公演。今作の「荊姫(いばらひめ)」は、バラの花言葉が題材。華やかで妖しい童話をモチーフに、オリジナルの世界観を展開していく。ゲストは「プリティーシリーズ」で共演した林鼓子と大地葉の2名を迎えて開催された。

昔々、美しい薔薇が咲き乱れるとある国の王と王妃の間に可愛い王女が生まれる。国では豪勢なお祝いパーティーを開くが、国の4人いる魔法使いのうち一人の怪しげな術を使う魔女には声をかけなかった。声をかけられなかった魔女は、逆恨みし生まれたばかりの王女にとある呪いをかける。“王女が15歳になったら、紡ぎ車の針が永き100年の眠りに誘うだろう”と。
予言通り眠りについたのは王女のみならず、その呪いは城全体に降り注ぎ、全てのものが眠りに落ちてしまう。

それから長い年月が経ったある日、城のそばに隣国の王子が訪れる。城で眠る王女“オーロラ”がこの世で一番美しいと知ると、自らの妃候補として迎え入れるという。家来たちを振り切り荊に覆われた城に訪れる王子が手を伸ばすと、城全体が輝きだし、枯れていた荊は少しずつ生命の息吹芽生えていき、王子を誘うように紫の薔薇が城の塔へと導く。
城の最上階に着くと豪華なベットに美しい女性が眠っており、王子が手を取りそっとキスするとやがて王女は体を起こす。目覚めたオーロラに一目ぼれをしてしまった王子は求婚をするが、そこにオーロラが子供のころから仕えている侍女“メイヤ”が訪れる。
オーロラは城を目覚めさせてくれた王子に感謝し、「最高のもてなしを」とメイヤに伝え、城の名物である薔薇を用いた豪華な料理を振る舞い王子をもてなす。
結婚も即座に快諾され、平穏な日々を過ごす王子だが、眠っていたオーロラは確かに美しいが、思ったよりもだいぶ幼いと感じ、白バラの蕾を。メイヤに対しては赤いバラを。
バラの色と状態が意味する王子の意図とは?そしてラストには誰もが考えつかなかった衝撃の結末が訪れる。

本編ではゲストの林鼓子、大地葉と佐々木李子のデュエットやトリオ歌唱も披露した。
また、本公演の配信アーカイブ期間は、2022年2月27日(日) 23:59まで、チケット販売は同日21:00まで購入できるので、是非チェックしてほしい。

声優業としても着実に実力を伸ばし、さらに勢いを増している佐々木李子。次回公演も引き続き注目していきたい。

▼佐々木李子「SynapstoRy~荊姫 ~」
開催日時:2022年2月20日(日) 昼・夜公演
会場:神田明神ホール
出演者:佐々木李子、大地葉(Guest)、林鼓子(Guest)

▼配信チケット購入URL
e+:https://eplus.jp/synapstory/

▶配信アーカイブ期間
2022年2月27日(日) 23:59まで、配信チケットは同日21:00まで購入可能。