『ちはやふる』秘蔵の創作ノートが発売中。福岡にて開催の「ちはやふる展」で展示

書籍

2007年12月より、 講談社 「 BE・LOVE 」 で連載中の『ちはやふる』。 主人公「綾瀬千早」、 「かるた」を通じて幼い頃に出会った「真島太一」と「綿谷新」の3人を中心に展開される、 競技かるたの物語は、2022年冬発売予定の最終50巻に向け、 いよいよクライマックスを迎えようとしている。

マンガ史上に残る名作の完結に向け、 現在、 全国で「ちはやふる展」が巡回中で、6月11日からは、 末次由紀先生の地元・福岡にある、 北九州市漫画ミュージアムで開催される。

出品総数500点以上の原画で、 ストーリーをふりかえることができる「ちはやふる展」では、 本展のための書き下ろしなどに加え、 末次先生が百人一首を一首ずつ勉強したノートも展示される。

このノートは、 連載が進み、 百人一首の歌が重要な意味を持ってくるなか、 百首それぞれの歌人、 歌の中身について、 末次先生ご本人が、 自らの文章とイラストで勉強したもの。本人も公開されることをまったく想定していなかった秘蔵ノートで、 創作の舞台裏が見えてきる。 このノートが、 『ちはやふる百人一首勉強ノート』として、 展覧会場や全国書店で販売される。

この本の見どころ「人気コミック『ちはやふる』の創作の源泉とは」
・『ちはやふる』を描くために、 末次先生は百人一首の歌をいかに学び、 いかにアイデアを膨らませたのか?
・初公開! 末次先生自筆のイラストと文字を味わえる
・千年受け継がれてきた百人一首の成り立ちがわかる
・2024年の大河ドラマに決まった紫式部はどんな人か? 娘・大弐三位や和泉式部、 清少納言の歌も収録
・「ちはやぶる神代も聞かず龍田川 から紅に水くぐるとは」マンガを彩る名歌の隠された意味とは? 千早、 太一、 新、 若宮詩暢の名場面がもっと楽しめる!
・映画でもおなじみ「うっかりはげ」も登場

『ちはやふる百人一首勉強ノート』
著者名:末次由紀
定価:1980円(税込)
発売日:2022年4月26日
講談社刊

〈ちはやふる展〉
会期:2022年6月11日(土)~8月6日(土)
*毎週火曜は休館日
会場・北九州市漫画ミュージアム
開館時間・午前11時~午後7時
*8月6日(土)は午後8時まで開館延長
当日券:一般1200円、 中高生600円、 小学生300円(すべて税込価格)。
詳しくは展覧会公式サイトをご参照ください。

主催:北九州市漫画ミュージアム、 朝日新聞社
総監修:末次由紀
特別協力:講談社
協力:一般社団法人全日本かるた協会、 一般社団法人ちはやふる基金