『弱虫ペダル』ノベライズ版が10月15日に発売。原作者・渡辺航の漫画カットをふんだんに挿入

書籍

岩崎書店は、「週刊少年チャンピオン」で連載中の自転車漫画『弱虫ペダル』(渡辺航・作、秋田書店刊)をノベライズ化した『小説 弱虫ペダル』の刊行をスタート、1・2巻を2019年10月15日に同時発売する。

小説は主人公の小野田坂道が、総北高校自転車競技部に入部し、経験者に混じって「1年生対抗ウェルカムレース」に挑戦するところから始まる。
坂道が、往復90キロの秋葉原(アキバ)までの道を毎日ママチャリで通っていたエピソードから、エリートロードレーサーの今泉俊輔や浪速のスピードマンの鳴子章吉らとの出会い、ダイナミックなレースの模様など、原作のストーリーに沿って、スピード感あふれる文章で描かれている。

特筆すべきは、原作者・渡辺航氏の漫画のカットがふんだんに挿入されていること。カットの入れ方も、漫画のコマ風に一手間ふた手間工夫をこらしている。
また、各巻末には「これでキミも自転車通!」と題したコーナーも。自転車やロードレースのトピック解説を読むうちに、「自転車うんちく」に詳しくなれる一冊だ。

原作者 渡辺航氏からのメッセージ
自転車に乗ってますか? どんな自転車に乗ってるのだろう?
この物語の主人公・小野田坂道は、なんとママチャリで往復90キロの秋葉原へ小学4年生のときから通っていました。
アニメとゲームが大好き。友だちもいないし、運動神経ゼロ!
そんな坂道が、ひょんなことから入学した高校の自転車競技部へ入ることに。
だから、がんばる! 自分のために、友だちのために。そんな坂道と自転車に乗ってペダルを回してみよう!
きっと世界が、キミの気持ちがどんどん変わっていくはずですよ!
(原作者 渡辺航)

◆書籍情報
書名:『小説 弱虫ペダル 1』『小説 弱虫ペダル 2』
原作:渡辺航/ノベライズ:輔老心
定価:各本体680円+税 体裁:新書判/各192頁
ISBN:①978-4-265-06571-4/②978-4-265-06572-1
発売日:2019年10月15日(火)(以後続刊、2020年2月以降発売予定)

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