TBSは、8月6日に2021年3月期 第1四半期の決算短信を発表。アニメ事業は前年同時期の1億7,600万円から1億4,600万円と、約17%の減収となった。
『推しが武道館いってくれたら死ぬ』『五等分の花嫁』などのDVD売上が好調だったが、新作の制作延期の影響もあっての結果だという。
TBSの放送作品としては、4月からの放送を予定していた『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完』『ノー・ガンズ・ライフ』が新型コロナウイルスの影響で7月に後ろ倒しとなっている。また『五等分の花嫁∬』も2020年10月から2021年1月に延期することが告知されている。
新型コロナウイルスの影響は他の部門でも強い影響を及ぼしている。催事・工業部門は公演が軒並み中止となり大幅減収。映画も新作の公開が延期となり減収となった。
その中でCS事業だけは巣ごもり需要によってTBSチャンネルなどが好調。オンデマンド事業もParaviなど定額動画配信が伸びて増収を達成した。