日野自動車、未来のモビリティ「FlatFormer」を表現したアニメ『あの日の心をとらえて』を公開。キャストに内田雄馬、内田真礼を起用

映像作品

日野自動車は、10月24日(木)から11月4日(月・祝)の期間、東京ビッグサイトにて開催される「第46回東京モーターショー2019」にて、モーターショーにおける同社のテーマ「Transporting Every Happiness」を実現する未来のモビリティ「FlatFormer」を世界初公開。
小レに合わせて、「FlatFormer」が存在する世界を表現したアニメーション動画『あの日の心をとらえて』をYouTubeで公開した。

『あの日の心をとらえて』は、「機動戦士ガンダム」「コードギアス」シリーズをはじめとする近未来を舞台とした数々の名作を手掛けているアニメ制作スタジオ「サンライズ」が制作。
物語の舞台は、20XX年の「FlatFormer」をはじめとした先端技術によって自然が保護され、美しい景観が保たれた地方の町。
この時代では、モビリティが社会のインフラとして、エネルギー供給から、衣食住などの人々の暮らしに至るまで幅広く支えている。インフラとして「どんなに離れても、この想いを届けたい。」というメッセージの下、離れ離れになってしまった主人公の流斗と幼なじみの美智を「FlatFormer」が時間と空間を超えてつなぐ物語を描いている。

流斗役の声優には、「BANANA FISH」のアッシュ・リンクス役で知られる内田雄馬さん、美智役の声優には、「中二病でも恋がしたい!」の小鳥遊六花役で有名な内田真礼さんを起用。
さらに、「センコロール コネクト」を手掛けた宇木敦哉氏(キャラクター原案)、京極尚彦氏(監督・脚本)、田頭真理恵氏(キャラクターデザイン・作画監督)、東京カランコロン(テーマソング)など、気鋭のクリエイターが集結して創り上げた本格アニメーションとなっている。

スタッフ
アニメーション制作:サンライズ
キャラクター原案:宇木敦哉
監督・脚本:京極尚彦
キャラクターデザイン・作画監督:田頭真理恵
テーマソング:東京カランコロン

『あの日の心をとらえて』ストーリー

20XX年、先端技術によって自然を保護する地方の町。幼少期の主人公・流斗と幼なじみの美智がひまわり畑まで駆けてくる。咲き乱れるひまわりを前に、手をつなぐ二人の姿に「この景色をずっと一緒に」という声が重なる。

流斗と美智は、小さな頃からこの町で仲良く過ごしてきた。特にひまわり畑で過ごす時間は、2人にとってかけがえのないものだった。しかし、中学2年生のある日、美智が都市部に引っ越すことで離れ離れに。

流斗は慣れない都市部に引っ越した美智を気にかけ、メールを送り、美智は流斗を心配させまいと「新生活にも慣れて、友達もたくさんできた」と強がった返信をするが、実際は学校の屋上で一人寂しく過ごしていた。

一緒に過ごした時間を忘れてほしくない流斗は、ひまわり畑で小さなひまわりの苗をドローンに託し、ドローンはひまわりの苗を「FlatFormer」の集配車に乗せる。ひまわりの苗が入った箱は集配車から降ろされ、自動で美智の自宅へ送り届けられる。美智は突然送られてきたひまわりの苗に驚くが、それが流斗から送られてきたことにすぐに気づく。

後日、また同じように流斗からひまわりの苗が美智の元に届く。こうして美智の学校の屋上には、ひまわりの鉢植えが溢れていた。都心の景色を見下ろしながら、流斗の優しさに胸を詰まらせる美智。そこに、流斗から「今度そっちに遊びに行っていい?」とメールが届くが、美智は「ごめん。もう連絡取るのやめにしよう」と返信する。「え、なんで?」と戸惑う流斗に、「出来たんだ、彼氏」と嘘をつく美智。流斗はショックを受け、ひまわり畑に立ち尽くすのだった。

10年後。都会のバスターミナルに社会人になったスーツ姿の流斗が降り立つ。「FlatFormer」の移動式コンビニエンスストアの前に座り、飲み物を飲んでいた流斗は「先生、バイバーイ!」という女子生徒の声に振り向く。

そこには学校の校門で「バイバーイ!」と女子生徒に手を振る美智の姿が。美智は教師になっていた。美智が流斗の視線に気づき、二人の目が合う。偶然の再会にハッとして、「あっ!」と同時に声を上げる二人。校門前の花壇に咲き乱れるひまわりに気づいた流斗は「なんで、ひまわり……」と驚く。

美智の案内で学校の屋上に上がる流斗。そこには、屋上だけでなく、街の所々にひまわりが咲き、まるで大きなひまわり畑のような光景が広がっていた。

「忘れたことなんてなかったよ。久しぶりに一緒に見られたね」と言う美智に、「そうだな。キレイだ」と感慨深げな流斗。「ねぇ、ひまわりの花言葉って、覚えてる?」と尋ねる美智。ひまわりの花言葉は「あなただけを見つめる」。その答えを知っていた流斗は微笑み、美智の手を握る。ひまわりの花々を前に「この景色をずっと一緒に」という二人の声が重なる。それは、幼い頃に、ひまわり畑で手をつないだ二人の姿を思い出させるものだった。

「どんなに離れても、この想いを届けたい。」という流斗の想いを乗せて、「FlatFormer」が運んだひまわりが、時間と空間を超えて、流斗と美智をつないだ瞬間だった。

内田真礼/内田雄馬コメント

内田真礼さん
●視聴した感想をお聞かせください。

→未来に実現するかもしれない、いろいろなモノたちを見ていてワクワクしました!

●それぞれのキャラクターを演じるに当たって、どんなことを意識して収録に臨みましたか?

→少ないセリフの中にも、日常の明るさと、滲み出る寂しさのギャップが印象的でした。

●物語の中で、特にお気に入りのシーンがありましたらお聞かせください。

→ラストシーンの温かさは、微笑ましくて、心がぎゅっとしますね。子供の時から変わらないで育った2人に心が温まりました。あんな風に再開したら、どきどきします。わたしだったら何を話すかな?

●本作品をご覧になる視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

→日々、いろいろなことがあっても、しあわせを感じられる瞬間は、近くに転がっているかもしれない。そんな風にしあわせを感じられる作品です。是非ご覧ください!

内田雄馬さん
●視聴した感想をお聞かせください。

→未来を想像させてくれる美しい映像でした。大切なことは相手を想う心、それは今も昔も変わっていかないんだろうなぁ、とそんなことを感じました。

●それぞれのキャラクターを演じるに当たって、どんなことを意識して収録に臨みましたか?

→3世代にわたって声をやらせていただきましたが、キャラクターの素直な感情が声に乗るようにと意識させていただきました。

●物語の中で、特にお気に入りのシーンがありましたらお聞かせください。

→自動運転バスが…!男心をくすぐられますね…!ぼく自身、車がとても好きなので将来こういう形の移動手段が出来るかもしれないと思ってワクワクしてしまいました!

●本作品をご覧になる視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

→自分自身、楽しく収録させていただきました!見た人の心が温まる映像になっていますので、是非ご覧ください!

“Transporting Every Happiness”に込めた想い
会いたい人がいる。届けたいものがある。
一人ひとりのしあわせな想いが、人や地域をつなぎ、街全体に広がっていく。
新しい出会いから生まれる可能性の芽は、
時と場所を超えて、この星の隅々に、
いつかたくさんの花を咲かせるだろう。
幸せのかたちが、人の数だけある今。
どんなに時代が変わっても、
私たちもまた変わることでこたえ続ける。
どんなに離れても、届けたい想いがあるかぎり。
未来のモビリティ「FlatFormer」について

未来のモビリティ「FlatFormer」について


「FlatFormer」はこれまでのモビリティの概念を変えます。人やモノの移動を効率的にするだけでなく、サービスを通じて人々に価値を提供する場へとモビリティを進化させます。暮らしを豊かにするサービスは多種多様であり、その提供の場となるモビリティもそれに対応し「変幻自在」であることが必要です。活用可能な空間を最大化したモビリティプラットフォームと、それを最適に活用するサービスプラットフォームがその変幻自在を実現します。この「FlatFormer」によってサービス自体が移動を手に入れ、都市をダイナミックに活性化させ、暮らしや街に新陳代謝を起こすことで人々が繋がり合い、一人ひとりのHappinessを叶える豊かで持続可能な社会を実現します。

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