アニメの主題歌はYouTubeで聞く時代に…音楽CDは50代以降、音楽配信サービスは20代の利用率が高い結果に(アニメのお時間です!調査)

業界ニュース

アクロスソリューションズとオークファンが共同運営しているアニメのお時間です!(URL: https://aucfan.com/vod/ )は、20歳~60歳の男女2406人を対象に「アニメの主題歌に関するアンケート調査」を実施した。

調査概要

1-1. 調査期間
2023年11月15日

1-2. 調査機関
調査実施会社:
株式会社アクロスソリューションズ
デジタルマーケティング事業本部

1-3. 調査対象
20代~60代以上の男女

1-4. 有効回答数
n=2406

1-5. 調査方法(集計方法、算出方法)
インターネットによる任意回答

■質問内容
Q1 お気に入りのアニメ主題歌はありますか?
Q2 その主題歌を気に入った主な理由は何ですか?
Q3 アニメの放送終了後、お気に入りの主題歌をどの程度聴き続けていますか?
Q4 お気に入りの主題歌を聴く際、どのような視聴媒体を利用しますか?

調査結果サマリー

Q1 「はい」と答えた人が44.6%、「いいえ」と答えた人が55.4%という結果になりました。

Q2 「曲や歌詞そのもののクオリティが高いから」と答えた人が33.8%、僅差で「曲や歌詞が作品のテーマと合致しているから」が32.6%という結果になりました。

Q3 最も多かった回答が「時々聴く」で53.2%、約半数以上の人がアニメ放送終了後も主題歌を聴き続けていることが分かりました。

Q4 「YouTube」と回答した人が64.6%と、約半数以上の人はYouTubeでアニメの主題歌を聴いていることが分かりました。

Q1お気に入りのアニメ主題歌はありますか?

「はい」と答えた人が44.6%と、 約半数の人はお気に入りのアニメの主題歌があると回答 しました。
男女別、年代別にみても割合はほとんど変わりませんでしたが、60代以上は「はい」と答えた割合が38.2%という結果になりました。

比較的若い年代の方がお気に入りの主題歌をもつ傾向にある そうです。

【回答】
はい 44.6%
いいえ 55.4%

Q2 その主題歌を気に入った主な理由は何ですか?

(Q1で『1.はい』を選択した人に質問)

最も多い回答が「曲や歌詞そのもののクオリティが高いから」で33.8% 、僅差で「曲や歌詞が作品のテーマと合致しているから」と答えた人は32.6%という結果になりました。

上記の結果はほとんどの年代で共通していますが、20代は「OPやEDのアニメーションや演出が好きだから」が22.8%(60代以上は9.7%)、「好きなアーティストだから」が23.3%(60代以上は8.6%)という結果に。

20代は曲や歌詞以外にもアニメの演出や、アーティストそのものに惹かれている人も多い ことが分かりました。

【回答】
曲や歌詞そのもののクオリティが高いから 33.8%
曲や歌詞が作品のテーマと合致しているから 32.6%
OPやEDのアニメーションや演出が好きだから 19.1%
好きなアーティストだから  13.2%
その他 1.3%

Q3 アニメの放送終了後、お気に入りの主題歌をどの程度聴き続けていますか?

(Q1で『1.はい』を選択した人に質問)

「時々聴く」と答えた人が53.2%、「頻繁に聴く」と答えた人が22%と、 約7割以上の人がアニメの放送終了後にもアニメの主題歌を聴き続けている ことが分かりました。

年代別にみると20代~30代の人で「頻繁に聴く/時々聴く」と答えた割合は80%以上だったのに対し、50代~60代以上は60%前後と年代によって頻度に差がありました。

【回答】
頻繁に聴く 22%
時々聴く 53.2%
ほとんど聴かない 18.8%
全く聴かない  6.1%

Q4 お気に入りの主題歌を聴く際、どのような視聴媒体を利用しますか?

(Q1で『1.はい』を選択した人に質問)

「YouTube」と答えた人が64.6%と、 年代別にみても50%以上の人がYouTubeでアニメの主題歌を聴いている ことが分かりました。

他の媒体は年代別にいくつか差が見られ、 特に「定額制音楽ストリーミングサービス(有料プラン)」は20代が24.6%に対し、50代以降は5%前後という結果 になりました。

全体の傾向としては「音楽CD・レコード」や「ラジオ」のような古くからある媒体は50代以降の利用率が高く、「iTunesなどダウンロード型有料音楽配信サービス」や「定額制音楽ストリーミングサービス(有料/無料)」といった最新の媒体は、20代の利用率が高い結果となりました。

【回答】
YouTube 64.6%
YouTube以外の動画投稿サイト 10.9%
音楽CD・レコード 19.9%
音楽DVD・Blu-ray Disc(ライブビデオやプロモーションビデオなど) 7.5%
iTunesなどダウンロード型有料音楽配信サービス 10.4%
定額制音楽ストリーミングサービス(有料プラン) 13%
定額制音楽ストリーミングサービス(無料プラン) 12.6%
無料音楽アプリ・サービス(Music FMなど) 15.1%
ラジオ 9.8%
コンサートやライブ(WEB配信を含む) 5.7%
その他 3.7%