マーベラス、2020年7~9月の音楽映像事業は『俺ガイル 完』Blu-rayが好調なスタート。しかしステージ制作は依然として非常に厳しい市場環境

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マーベラスは10月30日、9月中間期の連結決算を発表。その中で音楽映像事業は、売上高は15億2100万円(前年同期比26.1%減)、セグメント利益は3億6100万円(同41.4%減)となった。

同社によると、主幹事TVアニメ作品『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完』を7月より放送開始し、一部パッケージ商品化も行い好調なスタートをきったという。また、『ヒーリングっど♥プリキュア』、『スター☆トゥインクルプリキュア感謝祭』のパッケージ商品化も行われた。

ステージ制作部門においは、7月~8月に舞台『刀剣乱舞』を科白劇という新形態での演劇として、そして「ミュージカル『憂国のモリアーティ』Op.2 -大英帝国の醜聞-」の公演を実施した。
しかし政府によるイベント人数規制などにより、依然として非常に厳しい市場環境が続いているとしている。

現在はTVアニメ『アクダマドライブ』を10月8日より放送開始、3月公開より延期していた『映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日』が10月31日公開となる。
また、ステージ部門の新しい取り組みとなる、オリジナルコメディ作品のドラマ『ハンサムセンキョ』も放送中。「PERSONA5 the Stage」や、新作・シリーズ作品等複数公演も準備が進められている。