楠木ともり、メジャーデビュー後初の有観客ワンマンライブを開催! 2022年初夏EP発売決定

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今年 11 月にリリースした 3rdEP「narrow」を含め、これまで発表してきた 3 作全てオリコン週間トップ 10 入りを果たし、放送中のアニメ 2 本でヒロイン役を務めるなど、アーティストとしても声優としても今注目を集めている声優・シンガーソングライター楠木ともり。
そんな楠木ともりのメジャーデビュー後初の有観客ワンマンライブが、12/22(水)豊洲 PIT・12/24(金)Zepp
Namba にて開催された。

ライブは「アカトキ」から軽やかにスタート。まだまだ観客の声出しなど難しい状況ながらも、ライブを通じてハンドクラップなどで会場の一体感を高めていく。その後もメジャーデビューEP 収録曲の「ハミダシモノ」「眺めの空」といったロックチューン、ヒップホップ風トラックの原曲をバンドサウンドでアレンジした「よりみち」、アンビエントサウンドをミニマムなバンドアンサンブルで表現した「sketchbook」と、バラエティ豊かな選曲で観る者を魅了し続けた。

また、この日は楠木お気に入りの楽曲カバーも用意。星野源「未来」、みゆな「くちなしの言葉」といった楽曲をアコースティックアレンジで披露され、繊細さと芯の強さが共存する彼女の歌声からは、シンガーとしての表現力の向上もしっかり伝わり、会場を感動の空気で包み込んだ。

ライブ後半は 2nd EP 表題曲「Forced Shutdown」でギアを入れ直し、「ロマンロン」「熾火」と連発することで会場を大きなうねりに巻き込んでいく。東京公演の MC では「自分は求められているのか︖」とライブ開催まで不安を感じていたという楠木だが、「みんなと直に会えるワンマンライブを待ってくださっている方がたくさんいるとわかって、やっと今日からまた新たな一歩を踏み出せそうな気がします」とポジティブな思いを伝える一幕もあった。
その一方で、大阪公演では東京で得た自信がダイレクトに伝わるパフォーマンスを見せ、より多幸感を高める結果に。これまで応援してくれたすべての人たちに向けた愛を歌った「バニラ」でクライマックスを迎え、最後は 3rd EP 表題曲「narrow」でしっとりとライブ本編を締めくくった。

アンコールではドリーミーなサウンドが魅力的な「タルヒ」で穏やかな空気を作り上げるも、ラストナンバー「僕の見る世界、君の見る世界」では楠木が手にしたタオルの動きにあわせて、観客が頭上でタオルを回すなど、大きな盛り上がりの中、2 年ぶりの有観客ワンマンライブを大成功のうちに終了させた。
東京公演は楠木 22 歳の誕生日当日ということもあり、サプライズでバースデーケーキをプレゼントする一幕も。観客との記念撮影もあり、会場は一気に祝福モードに包まれた。

そして大阪公演の終盤では、新情報が発表された。次の 4thEP が来年初夏に発売され、さらに夏には東京・名古屋・大阪・福岡の 4 都市を巡る Zepp ツアーが開催されるという内容だ。ますますアーティストとしての活躍を見せる彼女にファンからの熱い期待が高まっている。

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