1月15日、悠木碧さんのニューシングル「Unbreakable」発売記念イベントが、東京・池袋サンシャインシティにて開催された。

会場となった噴水広場は3階席までファンが埋め尽くす盛況ぶりだった今回のイベント。悠木さんにとって今回の「Unbreakable」は、日本コロムビアでは早くも3枚目のシングルとなり、これには当の悠木さん自身も驚いていた様子。

悠木さんはシングルのジャケットの衣装で登場したが、この衣装は自分自身でデザインしたものをプロのデザイナーが仕上げてくれたものだという。「Unbreakable」がかっこいい系の楽曲ということ、また以前アニサマで軍服を着たときに評判が良かったことから軍服がキーワードとして浮かんだそうだが、軍服はそれほどにバリエーションがない。そのため自分でデザインを考えることにしたとか。
またこの衣装はお腹の部分が露出したデザインになっているが、本人いわく「露出が可能なのは腹だけ」とのことで、会場のファンを笑わせていた。

1月15日にリリースされたばかりの「Unbreakable」については、「いろんな曲調を歌ってきたものの、ロックテイストは意外となかった」と悠木さん。存分にコールできる、ファンが楽しめる楽曲になっているとアピールした。また主題歌として起用されているTVアニメ「インフィニット」も疾走感のある作品であり、それに合った楽曲でもあるという。「原作を知っていると「Unbreakable」というタイトルにもグッと来るのでは」と原作ファンへのアピールも欠かさなかった。

そして本楽曲のミュージックビデオでは、次々に物を壊す暴力的なシーンが登場するが、悠木さんによると「廃品をリサイクルしている」とのこと。ただ、くまを引きちぎるシーンは少し胸が痛んだとのエピソードも明かしていた、「みなさんにはミュージックビデオを見てスカッとしてもらって、現実ではものを大切にしてもらいたいです」とメッセージを送っていた。

トークパートが終わると続いてはいよいよライブパートへ。1曲目の「Unbreakable」ではロックサウンドをバックに観客席を煽り、ファンのボルテージを高めていく。続いて披露された「Break down」は、シングルのカップリング曲として収録されている楽曲だ。トークコーナーで悠木さんはこの楽曲について「リズムに難しさを感じていた」と話していた。しかしライブではそんなことを一切感じさせない歌声で噴水広場に集まったオーディエンスを魅了。ピアノサウンドを交えた荘厳なアレンジと悠木さんの歌声のハーモニーも見事だった。

最後は会場に集ったファンのおしりを叩く「お叩き会」も敢行。ファンサービスを惜しまない悠木さんの発売記念イベントは盛況のまま幕を閉じた。