『新劇場版「頭文字D」Legend3-夢現-』完成披露4DX試写会レポートが到着。武内樹役の白石稔、中智仁監督らが4DXの魅力を語る

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2月6日に公開を迎える『新劇場版「頭文字D」Legend3-夢現-』の“4DX”マスコミ向け完成披露試写会が実施された。
4DX版は劇中の車のアクションとリンクしており、座席が前後左右に動くのはもちろん、運転席にいる感覚でエンジン音の振動、加速、シフトチェンジ時に感じる動きまでリアルに再現し、それぞれの車種やカーバトルによっての変化も体感できる。

今回の“4DX”完成披露試写会は、日本アニメ史上初の試み。上映後には、白石稔さん(武内樹役)、中智仁監督らスタッフによる舞台挨拶が行われ、世界最速となった“4DX”の魅力や、最終章を迎える本作の見どころなどを熱く語った。

白石稔(武内樹役)

4DXが初めてだったので、慣れてなくて全く違う体験ができました。車に乗っているシーンはシートベルトがなくてもいいのか、ポップコーンが跳ねたらどうしようと不安になりましたが臨場感があって、楽しく見られました。既に完成して見ているが、初めて見る気持ちになれました。

樹に関しては、1、2作目とやってきて、チームワークも更によくなってきていたので、寂しい思いと感無量の思いでいっぱいでした。D1グランプリを実際ドリフト走行を見て、舞台になった榛名山を訪れ、アニメの再現力がすごいなと思いました。

僕たちができるイニDはなんだろうと考えて作ってきました。最強であったり、最速であったり、青春を描いてきましたので、アニメ好きも車好き以外でも楽しめると思います。

中智仁監督(なか・としひと)

シリーズ最終回で寂しい気持ちがあります。拓海の成長物語とライバルも含めて仲間と出会っていく物語がすごくいいところだと思う。二人がドラマや想いを背負って戦うところを見て欲しいです。
原作好きも車が好きな人も楽しんでいただけると思います。拓海の成長に共感してください。

松浦裕暁氏(サンジゲン代表取締役/CGクリエイティブプロデューサー)

CGの表現は、最初話をもらった時はしげの先生の絵を再現することを第一に考えていたが、映像シーンでしらけないようにドラマ、バトルシーンをシームレスに繋ぐように気をつけました。2はバトルシーンを生かしたいなと思い、3はその集大成としてCGを生かした作品になったと思います。

土橋安騎夫(音楽)

試写会で見終わった後は、イニDロスになりそうでした。Legend1を3回くらい見ているが、進化していて嬉しかった。匂いがまんべんなくて、いいなと思いました。
音楽も3作目だから、それぞれキャラクターの個性を生かしたものができました。

公式サイト

(C)しげの秀一/講談社・2016新劇場版「頭文字D」L3製作委員会