竹達彩奈さん、阿澄佳奈さんらが出演した「たまゆら 進級イベント 2015」開催。『「たまゆら~卒業写真~」第1部 芽-きざし-』ロングPVも公開に

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4月4日の『「たまゆら~卒業写真~」第1部 芽-きざし-』上映開始を目前に控えた3月15日、江戸川区総合文化センター大ホールにて「たまゆら 進級イベント 2015」が開催された。
イベントは 2 部構成で、竹達彩奈さん、阿澄佳奈さん、井口裕香さん、儀武ゆう子さん、佐藤順一監督が出演。第1部では作品の舞台である竹原のご当地クイズを三谷かなえ役の茅野愛衣さんがレポーターとして出題するクイズコーナーや、これからはじまる「た
まゆら~卒業写真~」への意気込みなどをメインキャスト 4名が語るトークコーナーなど大いに盛り上がり、第 1 部の最後にはサプライズゲストとして新キャラクターを演じた内田彩さん、飯塚麻結さんも登場し会場を沸かせた。

第 2 部では新キャラからメインキャストへ質問を投げかけるゲームコーナーや書下ろしの朗読ドラマコーナーなど盛りだくさんの内容となった。さらにイベント内では「たまゆら~卒業写真~」第 1 部の入場者プレゼントやコンビニエンスストアの「ポプラ」とのタイアップなどの情報が解禁された。

入場者プレゼントは、第1週目がキャラクターデザイン、総作画監督の飯塚晴子氏描き下ろし、サイン入りキャラクター色紙(全2種 ランダム配布)となっている。

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そして第2週目は、たまゆらの日2015 応募シリアルナンバー付き学生証(沢渡楓)だ。この学生証は、10月31日、11月1日に開催予定のたまゆらの日2015応募シリアルナンバー付きで、一部のたまゆらイベントで特典が受けられる。また、一部の竹原市の店舗で学割特典を受けることも可能になるという。

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「ポプラ」とのコラボレーションは、3月31日から4月17日の期間開催される。コラボビジュアルによるクリアファイルキャンペーンや、コラボ商品の販売、沢渡楓と塙かおるによる店内ナレーション、店頭幕等の店舗装飾といったキャンペーンを実施するという。
そのほか、7月25日に竹原駅前商店街でももねこ様祭 2015が開催されることも発表された。加えて、第 1 部の上映開始を前に最新映像を使用した見どころ満載のロング PVも公開。3年生になった楓たちがどのように過ごしていくのかを、一足早く目に焼き付けておこう。

「たまゆら~卒業写真~」への意気込み

竹達彩奈

楓と初めて会ったのは、2010年、マイクの前に立つのも怖いぐらいのデビュー間もない頃でした。OVA の楓は、頼りなくて、誰かがついていないとダメな子で、でも周りから見ると(デビューしたての)私もきっと、頼りなくてあわあわして、楓と同じように見えていたかもしれません。

この 4年、たまゆらに思いを込めながら、楓と一緒に成長してきました。ひとつひとつ楓も大人への階段を上っているので、自分がこの 4年間で成長した部分もこの完結篇で見せたいし、卒業までの限られた時間の中でどれだけ、キャラクターと、作品と向き合えるか、がんばるしかないなと思っています。こんなにも愛されている作品なんだということをこれからも忘れないよう、イベントも思い切り楽しみたいです。

阿澄佳奈

かおたんと初めて出会ったとき、この子とどうやって向き合おうと珍しく悩んだキャラクターで、どんな風にこの子は成長するのかな、どう成長させてあげられるのかなと期待と不安を持ちながら演じていました。でも演じていくうちに、感情も環境も実は自分に近いことがわかって、シンクロしていった気がします。そんな自分に近いかおたんが高校 3年生になると聞き、自分が高校 3年生のときにどう1年を過ごしたのかを考えました。

高校 3年生の女子って、がちゃついたりしているけれど、小さなことですぐ傷ついたり、たぶん割と繊細なのだと思います。昔の自分を思い出しながら、かおるの 1年間を、私もスタッフの皆さんと一緒に描いていけたらと思います。

井口裕香

あと 1年と「たまゆら」の残りの時間が決まっていて、オリジナルアニメとして OVA から始まって、「来年はたまゆらの日があるのでみんな、集まろう!」みたいに毎回嬉しいサプライズとともに、イベントが続いてきましたが、ついに(それが)終わりを迎えるのかと思うと、さみしい気持ちになります。先日第 1 部のアフレコをしたときに、のりえの成長を感じました。

OVA のときからのりえが 1 歩 1 歩成長していったのをそば見てきていたので、のりえが悔いなく残りの高校生活を友達とすごせるよう、残りの 1年、思いをこめて一生懸命演じていこうと思いました。今日みたいにみんなと集まるのは楽しいから、この楽しい集まりがあと何回かしかないと数えると寂しいけど、1回 1回何か残していきたいなと。のりえに抜かされないように、キチンと私も成長していきたいと思います。

儀武ゆう子

「たまゆら」という作品は、私が普段声優として関わる以上の関わり方をしてきた作品なので、思い入れもすごく強いです。そんな作品がいよいよ終わることになりましたが、
終わりが見えているからこそ、みんなと一緒にもっともっと濃厚な想い出を作れるように頑張りたいと思います。

キャラクターたちが、どんな未来を選んで着地するのか、それを受けて、私たちも成長し、新たなステージにいけるのかなと期待もあります。終わっちゃうのは寂しいけれど、卒業してからの可能性の広がりも、とても楽しみです。みんなとあと 1年、しっかりと楽しみたいと思います。応援宜しくおねがいします。

内田彩

今日初めてみんなの前に立たせていただいて、温かく迎えていただき、作品だけでなくファンの方もほわっと温かいのだなぁと思いました。卒業写真は、かなしいけれども前向きに前進していく話になると伺い、巧美とすずねの 2人は、あらたな光を運んでいくキャラクターだと思いますので楽しみにしていただけたら嬉しいなと思います。

飯塚麻結

後輩で新キャラクターとして入ってきました、すずねは、今までずっとずっと陰で隠れていたので、今はまだみんなとの想い出が少ないですが、写真部に入部したので、これから 4人プラス 2人でたくさん想い出を作っていきたいなと思います。

間島淳司

堂郷先生としては、ほぼろさんとどのように決着するのか、だと思うので、どんな結末になっても先生に悔いの残らないようになるといいなぁと思います。それを抜きにしても、堂郷先生は、彼女たち 4人が入ってくる前から先生をしていて、彼は新入生たちが入ってきてもこれからも同じような先生だと思うし、この物語は完結するとはいえ、そこで終わりじゃないんだと思う。

彼女たちの1つの物語が完結するだけで、人生や世界が終わりでない、それを伝えられるのは堂郷先生なのかなという気がするので。それを意識して演じていければと思います。

佐藤順一監督

今日、4人の意気込みを聞いていて、4人のキャラクターは当初予定になく演じてもらいながら膨らんだ部分が大きくて、成長の幅自体がキャストのみんなからもらったもの、キャストとみんなで育てたものなのだなと思いました。この子たちに幸せなことが待っているのかなという予感できるような、結末を描けたらと思います。

公式サイト

(C)2015 佐藤順一・TYA / たまゆら~卒業写真~製作委員会