劇場版長編アニメ『DEEMO サクラノオト』佐倉綾音、鬼頭明里の出演が決定。第二弾キービジュアルも公開

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ポニーキャニオンは現在制作中の劇場版長編アニメ『DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた音が、 今も響く-』に関して、 7月5日(月)にオンラインで開催された「Anime Expo Lite 2021」にて、声優の佐倉綾音、鬼頭明里が出演することを発表し、第二弾キービジュアル、英語版タイトル「DEEMO Memorial Keys」も発表となった。

劇場アニメ「DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた音が、 今も響く-」の原作となるアプリゲーム「DEEMO」は全世界で累計2800万ダウンロードを突破する大人気ゲーム作品。 劇場アニメ化のプロジェクトは「進撃の巨人」を世界的ヒットへと導いたポニーキャニオンとProduction I.Gグループの共同制作であることが発表されている。
劇場アニメ化にあたっては、 「Fate/Zero」や「鬼滅の刃」など数々のアニメ作品の楽曲や劇判音楽を手がけてきた梶浦由記氏が主題歌とイメージソングを手掛けることでも注目を集めている。

3月に開催された「Anime Japan 2021」で国民的アイドルグループ日向坂46の丹生明里の出演が発表されたばかりだが、今回「Anime Expo Lite 2021」ステージでは、 劇場アニメ化プロジェクト発表時よりキャスティングとして唯一発表されていた主人公の女の子・アリス役を務める声優の竹達彩奈と、今回出演が発表された佐倉綾音が登壇。ステージMCのニッポン放送アナウンサー・吉田尚記氏のナビゲートで、新キャスト、佐倉綾音と鬼頭明里の出演を発表。そして第二弾キービジュアル、英語版タイトルの「DEEMO Memorial Keys」も発表した。さらに特報映像も初公開されるなど盛り沢山な内容となった。

冒頭で公開された、桜色をモチーフにした第二弾キービジュアルはデザインを吉田ヨシツギ氏、撮影処理を江面久氏が担当した。キービジュアルに併せて、英語版の映画タイトルとなる「DEEMO Memorial Keys」を発表し、アリス役の竹達彩奈は、英語版タイトルを受け、サブタイトル”Memorial Keys”について「なるほど」と納得したようなリアクションだった。
クリエイター陣のインタビューでは、総監督の藤咲淳一氏、監督の松下周平氏、CGディレクターの三階直史氏がVTRで登場。藤咲氏は「伝えたいこと、想像して欲しいことは”優しさ”」と語り、松下氏は「そこに存在しているアリスを感じて欲しい」、三階氏は「それぞれのキャラクターが生き生きとしている、悲しんでいる、楽しんでいるという部分を大切にしている」と語った。

そして新キャストの2名が発表された。サニア役を務める鬼頭明里がVTRで登場し、「初めてDEEMOに触れる方にも楽しんでいただける作品になっている。楽曲に癒される効果もある作品なので、是非映画館の音響で楽しんでいただきたい。」と語った。
その後、ロザリア役を演じることが発表となった佐倉綾音がステージに登壇し、佐倉のアフレコが全て一発OKだったエピソードで盛り上がった。
佐倉は「作品の世界がすごく確立されていて、流れる空気感もスタッフさんが自信を持って作られていたのでそこに乗っかった。」と語った。

そして今回、原作のゲーム「DEEMO」をプレイするコーナーも設けられた。
佐倉と竹達が挑戦し、ゲーム初プレイの佐倉と、プレイ経験のある竹達の対照的なプレイ内容でステージは終始賑やかな雰囲気となった。
続いて、今作の主題歌を歌唱する15歳の歌姫、高島一菜が登壇。原作「DEEMO」のカバー曲「YUBIKIRI-GENMAN」を披露した。歌姫オーディションから成長した高島の姿にキャスト陣は驚いていた。高島は「世界中の人に愛されているDEEMOが世界で公開されるということで非常に楽しみです」と語った。梶浦由記が手がける主題歌の歌唱にも期待したい。

イベントの最後に「世界中の人に愛されているゲームの劇場版ということで、新たな形として皆さんにお届けできるということで嬉しく思う。世界中の人に楽しんでいただける作品になっているので楽しみに待っていて欲しい」という主演竹達彩奈の言葉でイベントは終演した。
少しずつではあるが、 徐々に作品のピースが揃い始めた「DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた音が、 今も響く-」の劇場公開を心待ちにしたい。

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ⓒ2021 Rayark Inc. /DEEMO THE MOVIE Production Committee