JUNNA、2ndシングル「紅く、絶望の花。」リリース記念イベントで自作詩の新曲を披露。1stフルアルバムの発売、3rdライブツアーの開催も発表

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7月18日に発売されたJUNNAさんの2ndシングル「紅く、絶望の花。」(TVアニメ「ロード オブ ヴァーミリオン 紅蓮の王」エンディングテーマ)のリリース記念イベントが9月2日に東京ドームシティラクーア ガーデンステージで行われた。約4ヶ月ぶりとなるJUNNAさんのステージだったが、そんなことを微塵も感じさせないほどのパワーと会場の熱気だった。さらに、10月31日のに1stフルアルバム『17才が美しいなんて、誰が言った。』を発売と、年末年始には自信最大規模の3rdライブツアー『JUNNA ROCK YOU TOUR 2018-2019 ~18才の叫び~”』が開催されることも発表されるなど、ファンにとって嬉しい1日となった。
 ドレスコードは“赤”とJUNNAさん本人がLINE LIVEやTwitterなどで発信していたこともあり、服やその一部に赤をあしらった格好のファンたちが会場に集結。開始時刻を過ぎ、『マクロスΔ』から彼女が歌を担当する美雲・ギンヌメールの人気曲「いけないボーダーライン」のイントロが流れると会場が一気に沸く。そして舞台下手からJUNNAさんが颯爽と登場し歌い始めると、ファンも一斉に拳を突き上げる。みんな久しぶりのライブを全身で楽しんでいるようだった。続く2ndシングルのカップリングに収録されている「赤い果実」では、JUNNAさんがその伸びやかな歌声を屋外にある会場の後方まで届けていく。

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2曲を歌ったところでMCに。4ヶ月間ライブをしてなかった間について。うちの直近の5週間はカナダに留学していたのだが、「カナダの何の話が聞きたい?」とお客さんに気さくに話しかけ、カナダでピザとプーティンをよく食べていたことやホームステイ先に同い年の女の子がいて、向こうの人とも仲良くなれたことなど、食事や友達についての話を披露していた。さらに留学前の約3ヶ月間、いったい何をしていたのか?という話の流れから、「私、JUNNAの1stフルアルバムが発売されます!」と発表すると、会場からどよめきと「おめでとう」の声が。そしてアルバムタイトルは『17才が美しいなんて、誰が言った。』で、彼女が18歳になる直前の水曜日である10月31日に発売されることが告げられると、再び大きな歓声が送られた。
しかもレコーディングはすでに全部終わっていて、本人も「全曲濃すぎて、これアルバムになるんですか?」と思ったというほど、個性的な曲が詰まったアルバムになっているそうだ。

そしてさっそくアルバムからの新曲「やってられないよ」を世界最速で披露。しかもこの曲はJUNNAさん自身が作詞をしているという。みんなが共感できる思いを、ありのまま等身大の言葉で吐き出したエモーショナル1曲だったが、初めて聴くとは思えないほど会場は盛り上がっていた。歌い終わったあとに「この曲も強い曲だけど、強すぎる曲があと11曲入っているので、楽しみにしてください(笑)」と言っていたのも印象的だった。

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さらにMCで、1stアルバムを引っさげてのツアー『JUNNA ROCK YOU TOUR 2018-2019 ~18才の叫び~』を開催することを発表! 今回は12月24日(月祝)仙台Rensaを皮切りに、大阪、初となる福岡を廻り、年明けに東京2DAYS、ファイナルは地元の名古屋という5ヶ所6公演のツアーとなる。「年末年始とか関係ないよね! 年末年始を私にください!」と言うと大きな拍手が起こる。そして最後の曲はもちろん、TVアニメ『ロード オブ ヴァーミリオン 紅蓮の王』のEDテーマ「紅く、絶望の花。」。ファンの熱気あふれる大きな掛け声に、JUNNAさんも魂のこもった熱唱で応え、久しぶりのライブを締めくくる。アルバム&ツアーと楽しみな発表がいくつもあったリリース記念イベント。最後は初となるお渡し会でファンの方と交流を楽しみ、イベントを終えた。 

Text:塚越淳一

公式サイト
17才が美しいなんて、誰が言った。(通常盤)
JUNNA
JVCエンタテインメント (2018-10-31)