『葬送のフリーレン』貴重なコンセプトアートと美術ボードが公開

TVアニメ

TVアニメ『葬送のフリーレン』より、貴重なコンセプトアートと美術ボードが公開された。

原作の山田鐘人先生と漫画作画を担当するアベツカサ先生が作り出した『葬送のフリーレン』の世界。それを基に、アニメ制作にあたって斎藤圭一郎監督とスタジオ・マッドハウスがチームを組んだのは、コンセプトアート担当の吉岡誠子氏と、美術監督の高木佐和子氏とスタジオワイエス。『葬送のフリーレン』は主人公・フリーレンがさまざまな場所を訪れる旅路が描かれる物語であり、斎藤監督が「アニメ本編の視聴者にもいろいろな場所に行ったような気持ちになれるように」と考え、さまざまなシチュエーションやロケーションの考案を吉岡氏に依頼。

それを受けた吉岡氏が、実際に絵を描くだけでなく実際にある国や地方の街並みや風景の資料を集めるなどして、地域ごとの人々の生活や風習、季節の移り変わりなど、テレビアニメではあまり例を見ないほどの資料を作成した。それを基に、高木氏とスタジオワイエスが美術設定・美術ボードを制作した。

©山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会