TVアニメ『東京BABYLON 2021』制作会社との信頼関係の欠如により制作中止 公式サイトには「全く新たな制作体制で再出発」との記載も

公式サイトより
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TVアニメ『東京BABYLON 2021』の公式サイトにて、同作品の制作中止が発表された。

これはアニメーション制作会社によるデザインの模倣盗用が発覚したことが原因で、製作委員会によると、以前から報告のあったキャラクターの衣装設定2点以外にも、多数の模倣盗用があることが判明したという。

製作委員会で協議を重ねた結果、現制作会社との信頼関係の欠如により制作続行は不可能と判断。『東京BABYLON 2021』プロジェクトは制作中止とすることになった。その上で、改めて原作を担当するCLAMP、製作委員会にて協議の上、全く新たな制作体制で再出発することも決まったという。

『東京BABYLON 2021』の原作は国内コミック総売上数1億部を超え、世界で熱狂的な支持を得る漫画家集団”CLAMP”の伝説的作品。陰陽師としてさまざまな霊的事件を解決していく主人公・皇 昴流(すめらぎ すばる)と双子の姉・北都(ほくと)といったキャラクターの人間関係、世相を映した社会派ドラマが魅力の作品だ。
アニメーション制作は、劇場版「マルドゥック・スクランブル」シリーズ、「K」シリーズや新作「プレイタの傷」などのGoHandsが担当する予定だった。

なお、TVアニメ『東京BABYLON2021』製作中止を受け、楽しみにしていたファンのに、少しでも何かを届けたいというCLMAPの意向を受け、新装版の発売が決定。詳細は決まり次第、CLAMP-NET、KADOKAWA公式HP等で順次発表される予定だ。

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