舞台「KING OF PRISM –Shiny Rose Stars-」初日会見&ゲネプロレポートが到着。脚本の青葉譲は「見どころは全部です!」と太鼓判

舞台

舞台「KING OF PRISM –Shiny Rose Stars-」が、本日2020年2月20日(木)に東京・TOKYO DOME CITY HALLにて開幕した。公演に先駆けて同日、会見と公開ゲネプロが行われた。

会見には、セプテントリオンの橋本祥平(一条シン役)、横井翔二郎(太刀花ユキノジョウ役)、長江崚行(香賀美タイガ役)、 村上喜紀(十王院カケル役)、五十嵐雅(鷹梁ミナト役)、星元裕月(西園寺レオ役)、廣野凌大(涼野ユウ役)と、本作より初出演となる横田龍儀(如月ルヰ役)、脚本・青葉譲が登壇。

橋本は「今日という日を心待ちにしておりました。2年の間にたくさんの作品を経験して、成長したと思う反面、あの頃のフレッシュ感を失いかけていたかもしれないと、自分を見つめ直すことができました」と振り返り、「今回の舞台キンプリはなんといってもライブパートが盛りだくさんです!みなさんと一緒に精一杯楽しみたいです!」とコメント。

本作より新しく舞台に加わった横田は「みんな、新しく入った僕のことをすぐに受け入れてくれて…受け入れてくれた?」と周りに確かめると、長江が「まあこれから次第かな…」と冗談交じりに言い、笑いが起こるカンパニーの仲の良さを見せた。五十嵐は「(記者に向けて)皆さん朝早くからすみません、ご飯食べましたか?」と自身の役・鷹梁ミナトのセリフのように言うと、「見どころはもう、はんぱないですよ!リアルにプリズムショーを体感できるのが舞台の魅力。舞台ならではのお客様と繋がる感覚、ライブ感。この記事を読んでからでもまだ間に合います!煌めきを補充しにきてくださいね!」と笑顔で語った。

青葉譲は「青葉譲役の菱田正和です」(脚本家としての名前は青葉譲だが、「KING OF PRISM」アニメシリーズは菱田正和として監督を務めている)と笑いをとり、「通し稽古をみたのですが、僕が負けるくらいみなさんが面白くて、素晴らしかったです。見どころは、全部です。」と胸を張った。本作の見どころの一つでもあるお風呂シーンについて尋ねられると、橋本は「前作で橋本祥平の役者魂を見せてほぼ真っ裸になったのですが、それをみた他のキャストたちは火がついてしまったようで…正直稽古場では、ハプニングだらけでした!」稽古中の裏話も。その後、セプテントリオンが歌う「ナナイロノチカイ」という楽曲にちなみ、会場には誓いのメッセージが入ったくす玉が準備された。キャスト陣が「5・4・3・2・1」とカウントダウンし、主演の橋本と脚本の青葉がくす玉を割ると、中から「僕たちは誓う!観に来てくれた人を絶対笑顔にすることを!!」との誓いの言葉が現れ、一同は誓いの言葉を声に出して誓った。

最後に、青葉はキャストへ向けて「ケガしないように体に気を付けて、少しでも多くの煌めきを届けられるように」とエールを送り、これから来場するファンに向けて、「お客様が来て、声を出してくれることで完成する作品なので、是非大きな声でキャストのみんなを“応援”してほしいです。」とメッセージを送った。

そして橋本は「僕らが昨日まで作ってきたものは70%だと思っています。お客様に入っていただいて初めて、100%になる作品です。今回は特にお客様の声が重要なシーンもありますので、みなさんと一緒にステージを作っていけたらと思っています。よろしくお願いいたします!」と力を込め、会見を締めくくった。

本作は前作同様、会見でもあったように「応援上演」のスタイルをとっており、舞台横のランプが点灯している「芝居パート」「プリズムショー(※ライブパート)」ではペンライトや歓声や声援による応援が可能となっている。本作は前作にも増して、観客の“応援”が求められるストーリーになっており、アニメシリーズで登場した「プリズムアフレコ」が盛り込まれているほか、プリズムショーの最中に観客が一緒に盛り上がれる仕様となっている。

第一幕で描かれるのは、今回舞台オリジナル新作ストーリーとなった、プリズムショー協会主催のストリートデュオ大会「KIDUNA climax」。一足先に如月ルヰ(横田龍儀)とのデュオで申請書を提出してしまった一条シン(橋本祥平)が気まずい思いをしつつも、それぞれがデュオのペアを選んでいく。香賀美タイガ(長江崚行)は憧れの仁科カヅキ(大見拓土)に声をかけようとするが、カヅキが自身のライバルとして認める大和アレクサンダー(spi)をデュオのパートナーに選ぶところを目撃してしまう。失意のタイガに声をかけたのは――!? 前作を超えた演出で魅せるお風呂シーンもお見逃しなく。

第二幕は、法月仁の策略によりシュワルツローズからエーデルローズに「PRISM.1」の対戦を持ちかけられるという内容。今作初となるエーデルローズ生それぞれのソロプリズムショーは、映像や小道具を巧みに使い、限りなく再現度にこだわったものになっている。また、デュオ大会での新曲7曲に加え、舞台キンプリにはかかせない!?お風呂曲、さらに12曲の初披露楽曲等、計21曲が舞台を盛り上げる。

舞台「KING OF PRISM -Shiny Rose Stars-」
■日程:2020年2月20日(木)~3月1日(日)
■劇場:TOKYO DOME CITY HALL(東京都文京区後楽1丁目3−61)

■出演者
橋本祥平(一条シン役)、小南光司(神浜コウジ役)、杉江大志(速水ヒロ役)、大見拓土(仁科カヅキ役)、横井翔二郎(太刀花ユキノジョウ役)、長江崚行(香賀美タイガ役)、村上喜紀(十王院カケル役)、五十嵐雅(鷹梁ミナト役)、星元裕月(西園寺レオ役)、廣野凌大(涼野ユウ役)、spi(大和アレクサンダー役)、古谷大和(高田馬場ジョージ役)、横田龍儀(如月ルヰ役) 、小林竜之(池袋エィス役)、栗田学武(氷室聖役)、前内孝文(法月仁役)、及川洸(黒川冷役)
<アンサンブル>梅津大輝、佐藤一輝、竹井弘樹、宮越大貴、小林駿太

■スタッフ
脚本:青葉譲
演出:宇治川まさなり
音楽:石塚玲依
原作:T-ARTS/syn Sophia/エイベックス・ピクチャーズ/タツノコプロ
主催:舞台「KING OF PRISM -Shiny Rose Stars-」製作委員会2020

公式サイト
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