CCC（カルチュア・コンビニエンス・クラブ）は、雑誌「日経エンタテインメント！」と共同で、「2019年に一番継続して視聴された番組は何！？年間ヒットランキング」を発表した。
対象エリアは関東、対象期間は2019年1月1日（火）～2019年10月28日（月）で、特別番組を除き2回以上放送された番組を対象に継続率を調査。データ集計の都合上、10月クールは最初の1か月までを対象として分析している。
なお、継続率とは、視聴率に関係なく、視聴者が継続して前週から翌週へ同じ番組を視聴している率を算出したものを指す。つまり、固定したファンが多い番組ほど上位に挙がってくるという結果になる傾向がある。
今回はバラエティ・アニメ・ドラマの3ジャンルが発表されており、アニメ部門の1位は『盾の勇者の成り上がり』が獲得。異世界アニメファンから、非常に注目された作品だ。その他には、原作ファンが多くいる『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』や『鬼滅の刃』が続く。
バラエティでは視聴率が高いことで有名な「世界の果てまでイッテＱ!」は、継続率でも1位という結果に。その他の上位は、「水曜日のダウンタウン」「月曜から夜ふかし」「アメトーーク!」と平日の遅い時間に放送されている番組が続いている。
最後にドラマ部門では、1位は菅田将暉さん主演の「３年Ａ組 ―今から皆さんは、人質です― 」。SNSでの問題を扱った本作は、インターネット上で大きな反響を呼んだ。一方、同じくインターネット上での考察が話題になっていた「あなたの番です」は、6位という結果になっています。2クール（半年間）放送していたということもあり、継続率という面では少し不利な作品だったようだ。
