イベント当日のバレンタインにちなんだエチュードも披露。シーサイドの番組が集結した「SEASIDE WINTER FESTIVAL 2016」レポート

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2月14日、東京・中野サンプラザにて、シーサイド・コミュニケーションズが制作するラジオ番組が集結したトークイベント「SEASIDE WINTER FESTIVAL 2016」が開催された。本稿では2公演行われたイベントのうち、昼の部の模様をお届けする。
昼の部には、司会として「井上麻里奈・下田麻美のIT革命!」の井上麻里奈さん、下田麻美さんが出演したほか、「洲崎西」から洲崎綾さん、西明日香さん、「あどりぶ」より巽悠衣子さん、大橋彩香さん、「はるか・ちなみの『りめいく!』」の佳村はるかさん、橋本ちなみさん、「BELOVED MEMORIES」より田丸篤志さん、内田雄馬さん、「春佳・彩花のSSちゃんねる」から照井春佳さん、諏訪彩花さんの総勢12名が登場。バラエティに富んだ番組の共演により、多彩なトークが展開された。

出演者が思う、番組の良いところ、悪いところとは?

最初のコーナーは、視聴者からのメールを元に、出演者がさまざまな質問に答えていく「シーサイドクエスチョン」。最初の質問は「番組で印象に残っている良いこと、悪いこと」という内容。この質問に対し、シーサイドのイベント初出演という諏訪さんは「良いことがあまりない…」とつぶやき会場の笑いを取るが、照井さんと出会えたことは嬉しかったと話す。なぜ良いことがあまりないのかとツッコまれると、「全部私たち任せだから」と説明。これに司会の下田さんが「シーサイドではよくあること!」と返して場を盛り上げた。

「あどりぶ」の2人は、ズバリ「美味しいものを食べられる」のが良いことと回答。収録中にもさまざまな食べ物が登場しており、大橋さんは「ケータリングに恵まれた番組です」と笑顔で話していた。美味しいものを食べられるのは「BELOVED MEMORIES」も同じとのことだが、一方で「洲崎西」の2人は「私たちもらったことない!」と嘆く場面も。

続いて「お互いの魅力を語って」というメールには、田丸さんと内田さんが互いの肩を組んで仲の良さをアピール。すると、巽さんが内田さんに対して「直視できない!」と悶え苦しむように一言。さらに「かわいい後輩だと思ってたのに!」と叫ぶと、会場は笑いに包まれた。

その後は、さまざまなお題をランキング形式で公開していく「シーサイドイメージランキング」に移る。まずは「お金にうるさそうな番組は?」というお題に、1位が「りめいく!」というアンケート結果に。番組の企画で砂金採り体験をしたり、番組内で生まれた「りめいく!じゃんけん」の「グー」のポージングが「銭」をイメージしているからという理由が上げられていた。そんな話もあってか、佳村さん、橋本さんの2人が中心となり、会場全体で「りめいく!じゃんけん」をすることに。思わぬ形で会場を巻き込み、大いに盛り上がった。

また、その他にも「聴いていてあとに何も残らない番組」というランキングでは「洲崎西」が1位となった。理由としてリスナーから「先週の内容をまったく覚えてない」と言われると、洲崎さんも「私も覚えてない」と笑顔で答えたことで、場内に笑いを巻き起こした。

番組同士がタッグを組むエチュードでは三者三様の物語が展開

イベントの後半では、ランダムで選ばれた番組同士がチームとなり、4人でエチュードを披露する「バレンタインエチュード」のコーナーが行われた。まずは「BELOVED MEMORIES」「あどりぶ」の組み合わせで、あこがれの先輩に対して、3人の女の子(!)がチョコを渡すための争奪戦を繰り広げるという展開を演じることに。ここで問題になったのは、男性キャストのうち、どちらが女の子役をやるかという点だ。話し合った結果、田丸さんが女の子を担当することになると、迫真の演技で会場を沸かせると、大橋さんがなんと“へご太郎”という男の子に独断でチェンジし、ステージをかき回す姿も印象的だった。

お題の2つめには「洲崎西」と「りめいく!」が選ばれ、エチュードの中身は「体育教師に想いを寄せる女の子がチョコを渡そうとしたら、校長・教頭に見つかってしまい…」というもの。佳村さんと橋本さんが体育教師と女の子、洲崎さんと西さんが校長・教頭を担当し、スタートした。本来ならば「りめいく!」の2人が主役だったはずが、、それ以上に目立つ「洲崎西」。ステージの後方で、ストーリー関係なしにイチャつき始めると、次第に場の空気を支配してしまった。

最後に残ったのは「井上麻里奈・下田麻美のIT革命!」「春佳・彩花のSSちゃんねる」で、ストーリーに登場するのは全員が女の子。その中で、照井さん演じる女の子が、下田さん演じる女の子に本命チョコを渡すという内容だった。しかし、照井さんが番組で使用しているシーサイ子ちゃん人形を小道具として使用し、なんと2人の間にできた子供だと主張してチョコの代わりに渡すという波乱の展開。これに対して下田さんも「さっき言ったよね……。好きって言われたら好きになっちゃうんだよ!」と自分の言葉を見事回収し、ノリノリで対応。そのアドリブ力に会場には笑いとともに拍手が巻き起こった。

最後のあいさつではこの2月14日がちょうど誕生日だった佳村さんへバースデーケーキがプレゼントされるサプライズもありつつ、約2時間のイベントをハイテンションでこなした12名。そんな出演者からは「夕方の部無理かも」といった声も聞こえてきたが、ファンにとっては充実したイベントとなった。

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公式サイト