『暗殺教室』殺せんせーでデザインされた「KORO-TRAIN」が特別走行。生の車内アナウンスも披露した福山潤のコメントも紹介

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2015年4月よりTVアニメ『暗殺教室』と西武鉄道がタイアップし、車両全体が殺せんせーのデザインでラッピングした「KORO-TRAIN」。TVアニメ第1期の放送終了を記念し、6月28日(日)に、「KORO-TRAIN」が、通常ダイヤとは異なる特別走行を行った。
当日は、多数の応募の中から抽選で選ばれたファンが西武鉄道・池袋駅に集結。遠くからでも目立つ黄色の車体の「KORO-TRAIN」が駅に到着し、ホームで待つ乗客の沢山の視線を集めていました。

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「KORO-TRAIN」は、車両のあちこちに殺せんせーの顔や全身のイラストが施され、社内の中吊りもオリジナルポスターでジャックされた特別仕様の車両になる。全2回の特別走行には、各回約200名の当選したファンのほか、殺せんせー自身も乗車。さらに、特別ゲストとして、殺せんせー役を務める声優・福山潤さんも乗車し、池袋駅を出発した。

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福山さんは、今回限定の車内アナウンスを車掌室にて“生”で披露。乗車時の諸注意から始まり、ユーモアを交えつつ、生徒達へ学習方法などについても伝授。乗車した皆さんが、そのアナウンスに聞き入っている姿も見かけられた。また、アニメの貴重な設定画や、キャスト陣のサイン等が飾られている展示車両についての案内も行われた。 殺せんせーの楽しいアナウンスを聞きながら、約14分の電車の旅はあっという間に終了。終点の豊島園駅に到着した。

終着駅のホームでは、殺せんせーが乗客全員をお出迎えし、一人一人と写真撮影を行った。大人から子供まで、集まった多くのファンの笑顔に終始囲まれた楽しいイベントとなった。

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殺せんせー役・福山潤さんオフィシャルコメント

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―KORO-TRAINの車内アナウスをされてみていかがでしたか?
車掌さんが使っているマイクでナレーションさせて頂くことは、この先もそんなに無いことですよね。何事も初めての経験は緊張します。新人の頃に自宅でデモテープをマイク片手に録っていた感覚に近いものがありました。

皆さんの反応を聞きながら話すという形ではなかったので、実際どのように聞こえているのか分からない中、台詞を読ませていただくことも貴重な経験でした。車両が全部ラッピングされて特別列車になるということ自体が大変珍しいことですし、車両の中が展示スペースになっているという遊び心もあって、やはり『暗殺教室』という作品が皆さんに愛されているのだなと改めて感じました。

―アニメ『暗殺教室』第1期を終えての感想をお聞かせください

打ち上げが最終回のオンエアの当日だったのですが、スタッフの皆さんとキャストの皆とで集まって楽しく拝見しました。岸監督を始めとしたアニメスタッフの士気の高さ、そして団結力など、『暗殺教室』は特別感が強いです。一つの作品を楽しく、そして面白く皆さんに届けようとする熱意を表にだしてやれる作品にそうそう出会えるものではありません。
先生という立ち位置も、新人のキャストからすると、僕はだいぶ先輩になりますし、緒方(恵美)さんからすると、逆に中間に位置するので、良い距離感があり幸せな環境で1期をやらせていただいたなと感じています。

―ラッピングトレインにご乗車した皆さんや、ファンの方へメッセージをお願いします

多くの方にご乗車いただき誠にありがとうございました。アニメもしくは原作のどちらからで『暗殺教室』を知ったという方もいらっしゃると思うのですが、もしかしたら撮り鉄の方で今回の「KORO-TRAIN」で初めて知ったという方もいると思います。電車に乗る時にたくさんの写真を撮られていて、何を撮っているのか見てみると電車の顔を皆で撮っていて、鉄道ファンの熱意は凄いなと思いました。これをきっかけに『暗殺教室』を観ていただける人がいれば、それは本当に幸せなことです。この盛り上がりを第2期以降でも見せることができたら、またこのような素敵な企画が出てくるかもしれません。その際は西武池袋線の「KORO-TRAIN」を熱望していただけたら実現するかもしれませんので、ぜひよろしくお願いいたします。

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公式サイト

(C)松井優征/集英社・アニメ「暗殺教室」製作委員会