初野晴氏(KADOKAWA 角川文庫刊)が描く、吹奏楽青春ミステリ『ハルチカ』シリーズが2016年にアニメ化されることが決定した。
本作は、廃部寸前の弱小吹奏楽部で吹奏楽の甲子園「普門館」を目指す、幼なじみ同士の穂村千夏(チカ)と上条春太(ハルタ)を中心に物語が展開。練習に励んだり新入部員の獲得に熱を入れたりと賑やかな日々だが、その中でさまざまな謎が持ち上がってくる。
アニメの公開はまだ少し先だが、スタッフ情報もすでに発表されている。アニメーション制作はP.A.WORKSが担当。そのほか、監督に橋本昌和氏、シリーズ構成に吉田玲子氏、キャラクター原案：なまにくATK氏(ニトロプラス)、キャラクターデザインに西田亜沙子氏と、アニメファンであれば一度は名前を聞いたことがあるであろう人物が揃っている。
また今回は、原作者・初野晴氏かららアニメ化に向けてのコメントも到着しているので、合わせて掲載しよう。
原作者からアニメ化に向けてコメント
多くの読者、スタッフに支えられて、拙作では初の映像化になります。ミステリを表現する手段として高校生活と吹奏楽を扱っていますので、物語の進行上、泣く泣く省略した部分は多々あり、活字で果たせなかったことをアニメに託したいと思います。
キャラクター
穂村千夏(ほむら ちか)
高校1年生。廃部寸前の吹奏楽部で、吹奏楽の甲子園「普門館」を夢見るフルート奏者。春太との三角関係に悩んでいる。
上条春太(かみじょう はるた)
高校1年生。千夏の幼なじみ。ホルン奏者。完璧な外見と明晰な頭脳を持つ。千夏との三角関係に悩んでいる。
スタッフ
原作：初野晴(KADOKAWA 角川文庫刊)
監督：橋本昌和
シリーズ構成：吉田玲子
キャラクター原案：なまにくATK(ニトロプラス)
キャラクターデザイン：西田亜沙子
アニメーション制作：P.A.WORKS