『シンカリオン チェンジ ザ ワールド』石橋陽彩、小野賢章、小林親弘がAnimeJapan 2024に登場。「“シンカリオン”は好きが詰まったよくばりセット!!」

TVアニメ

TVアニメ『シンカリオン チェンジ ザ ワールド』が、3月24日(日)に開催された「AnimeJapan2024」にて、スペシャルステージを実施いたしました。当日は主人公・大成 タイセイ役の石橋 陽彩、フォールデン アカネ役の小野 賢章、高輪 カドミチ役の小林 親弘が登壇し、自身の役柄や演じてみての感想、お互いの役の印象やアフレコ現場の雰囲気、今作の見どころ等について余すことなく語り、終盤には「シンカリオン」でのセリフを、登壇者3名で披露しました。

ステージの観客を前に主人公のタイセイ役を演じた石橋が「本日は鉄道愛を語りにきました!よろしくお願いします。」と気合十分に挨拶をすると、続けてアカネ役を演じた小野も、「よろしくお願いします!」と笑顔で挨拶。タイセイ、アカネが通う進開学園の教師であり、ERDA(超進化鉄道開発機構)の指令室室長・カドミチを演じた小林は「おはようございます。今日はタイセイくんの鉄道の話を聞きにきました!」と観客の笑いを誘い、開催の喜びを露わにしました。

まず、石橋が「僕が演じる大成タイセイは、鉄道好きの中学2年生の男の子で、行方不明の姉の手がかりを求めて、進開学園中等部に転入するところから物語が始まります。正体不明のアンノウンに対抗すべく、“超進化鉄道開発機構”、通称“ERDA”が開発した、新幹線変形ロボ“シンカリオン”で、シンカリオン運転士として高い適性値を持つタイセイが、アンノウンと闘う決断を迫られることになります。」と作品の内容を熱量高く話すと、小野・小林から「すごいね!練習してきた?」と、称賛され、石橋も「実は練習してきました…!」と告白すると、会場からは笑い声が上がり、和やかな雰囲気になりました。

石橋 陽彩さん

自身が演じるキャラクターについて紹介を求められると、石橋が「僕が演じる大成タイセイは“シンカリオン E5はやぶさ”の運転士です。すごく真面目で心優しい性格なので、押しに弱いところや人見知りの一面もありますが、鉄道の話になるとものすごく早口で明るく鉄道知識を語り始めます。先日のアフレコ現場では“京浜東北線”を早口で言うのがとても難しかったです。」と、収録現場のエピソードを実践も交えて紹介。

司会から「石橋さんご自身も鉄道が好きなんですよね?」と促されると、石橋は「子どもの頃から鉄道が大好きで、今回タイセイ役を演じられることが心の底から嬉しいんですが、ここで僕の推し新幹線を語っても良いですか?」と、タイセイにも負けない鉄道愛を発揮し、「僕の推し新幹線は、上越新幹線の“E4系 Max”です。2階建ての新幹線で、めちゃくちゃ格好いいんです!1階建ての新幹線ももちろん格好良いですが、E4系 Maxは2階建てで大きくてロマンがあります!知らない人は調べてみて下さい!」と興奮気味に紹介するも、すでに引退しているため乗ることが出来ないと悔しさを滲ませました。主人公・タイセイとの共通点である鉄道知識の多さを披露すると、小林は「タイセイそのものに見える」と絶賛。タイセイの印象を問われた小野は「本当にタイセイそのままだなと思います。収録も楽しそうですし、第1話・第2話の収録時にも石橋くんが、“今日も鉄道博物館に行ってきました!”とキラキラしながら言っているのを見て、本当に鉄道が好きなんだな、と感じました。」と羨ましさを覗かせました。

小野賢章さん

そんな小野が演じるフォールデン アカネについては、「タイセイと同じ中学2年生で、“シンカリオン E6こまち”の運転士です。美少年なので、アカネがいかに美しいかを見て下さい!」とアピール。アカネとの共通点を問われると「天才なところですかね!」と答え、会場からも歓声と拍手が起こると、突っ込み待ちだった小野は自身で「おぉ!じゃないの。自分で言わないの!とかないの?」と、自身で突っ込む場面もありました。さらに「アカネには優秀な兄がいて、比較されることにプレッシャーを感じているんです。そういうところでは、優秀な姉(イナ)をもつタイセイと同じなので、アカネにとってもタイセイは気になる存在だと思います。」と紹介。司会からE6こまちの運転士であることについての印象を聞かれると、「赤で格好いいですよね!東北のほうを走っている新幹線で、これまであまり目にする機会が無かったので、新鮮でした!」と告白しました。アカネの印象を問われた小林は、キャラクターの名前に由来があることに触れ、“フォールデン アカネ”は「フォール(秋)デン(田)アカネ(茜)なんですよね。」と話すと、すかさず石橋も「秋田新幹線ですからね!」と続けました。小林が鉄道博物館の最寄駅の開業時の名称が「大成」だったことにも触れ、「“大成(おおなり)タイセイ”は大成(たいせい)タイセイとも読めて、“高輪カドミチ”はそのままで高輪ゲート(門)ウェイ(道)。」と、どのキャラクターも鉄道にちなんだ名前であることを明かしました。

小林は自身が演じるカドミチについて「僕が演じる“高輪ゲートウェイ”さんは…」とおどけて見せるも、仕切り直して「カドミチはERDA(超進化鉄道開発機構)の室長で、タイセイたちがシンカリオンに乗っているときに、指示をする立場です。また、タイセイたちが通う進開学園の国語の先生でもあります。両方同時にやれてるのって、すごいですよね!」と自身のキャラクターをアピールしました。カドミチとの共通点を問われると、「あまり指令官・指令官していないところですかね?」と告白し、石橋からも「優しくて温かいです!頼りになる存在です。いつも話してると心がほわほわします。」と絶賛されていました。

また、会場に来れなかったもう1人の運転士・九頭竜リョータについては、小林が「土屋神葉くんが演じるリョータも中学2年生で、“シンカリオン E7かがやき”の運転士です。彼はムードメーカーのような存在でお調子者にも見えますが、根は真面目なところもあり、タイセイ・アカネ・リョータ3人のバランサー的存在です。」と紹介しました。

小林 親弘さん

アフレコ現場の雰囲気や共演者とのエピソードについて、小野は「めちゃめちゃ楽しいです。石橋くんも土屋くんも真面目なので、この作品では細かく・真剣に・丁寧に収録に取り組んでいる印象があります。終わった後、よく一緒にご飯にも行きます。」と話し、石橋は「いつもご馳走してもらっているので、今度お返しにラーメンをご馳走したいと思っています。ご馳走するストックも溜まってきているので…!」と仲の良さを伺わせつつ、「タイセイのセリフは早口なので、自分も鉄道好きとはいえど、そこに難しさを感じています。」と収録での苦労を覗かせました。すると小野がまさかのオーディションでタイセイ役も受けていたことを告白し、「タイセイの早口のセリフをやっていて、早すぎるし難しいし無理だと思いました。なので、石橋くんはすごい!」と絶賛。会場は驚きに包まれました。

イベントの終盤には、シリーズお馴染みの決めセリフでもある「出発進行」、「チェンジ!シンカリオン」を引き合いに出し、石橋は「小さい頃から、一度は大好きな新幹線の運転席に乗って、“出発進行”と言うのは憧れでしたし、当時ロボットアニメも好きだったので、大好きと大好きが合体して本当に嬉しくて、僕にとっては“よくばりセット”のようだな、と。」と感慨深けに話しました。小野は「セリフを言う気持ちよさがありましたし、先に収録した石橋くんと土屋くんの言い方も参考にしました。実は甥っ子がシンカリオン好きで、兄から“楽しみにしているわ!”と連絡があったので、甥っ子と会ったときには“おじさん出発進行って言ったぞ!”と自慢したいと思います。」と放送開始後の楽しみを覗かせました。
この流れで司会から劇中のセリフを披露してほしいとお願いを受け、3人が大勢の観客を前にセリフを披露すると、会場は大きな拍手に包まれました。

最後に作品の見どころを、小林は「お越しいただきありがとうございました。“シンカリオン”という作品は、一見、鉄道に詳しくない人にとっては、分からないからと思ってしまうことがあると思いきや、中にはものすごく熱い人間ドラマや、何も知らない状態で見ても見終わった頃には鉄道が好きになってしまうような、熱をもった素晴らしい作品になっています。子どもから大人まで、全員が見て楽しめる作品になっていると思います。スタッフ・キャスト、全員頑張っておりますので、放送を楽しみにお待ちください!よろしくお願いします。」と伝え、続けて小野も「ありがとうございました。僕自身も新幹線については詳しくなかったのですが、作品と石橋くんを通して鉄道の知識を知っていくと、あの新幹線に乗って、旅行に行ってみたいな。等と、今後の楽しみが増えるな、と思って毎週楽しく収録をしています。小林さんも仰っていた通り、熱い人間ドラマや各キャラクターの中に葛藤や決断があったりと、成長する姿も描かれておりますので、これからの放送をぜひ応援していただけたらと思います。」とコメント。

最後に石橋は「ありがとうございました。『シンカリオン チェンジ ザ ワールド』、2人が仰っていたように、ものすごく熱いドラマがあります!PVにもありましたが、タイセイは何かを守れる、格好いい人になれるのか?というところにも、注目して見ていただけたらと思います。そしてシンカリオンの玩具も格好良いので、是非お手に取って見ていただけると嬉しいです。」と伝え、大盛況にてイベントは終了いたしました。