ワールドツアー上映「鬼滅の刃」NY&ソウル舞台挨拶が開催。花江夏樹&下野紘、河西健吾&花澤香菜 が登壇

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日本で大ヒット公開中の『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』は、昨年実施された『ワールドツアー「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』に続いて、さらに規模を拡大し世界140以上の国と地域の映画館でワールドツアー上映を実施する。そんなワールドツアー上映を記念して、日本時間2月10日(土)アメリカ・ニューヨーク、2月11日(日)韓国・ソウルにて舞台挨拶を実施した。

2月10日(土)ニューヨーク舞台挨拶レポート

アメリカ・ニューヨーク舞台挨拶には、炭治郎役の花江夏樹、善逸役の下野紘、Aleks Le(英語吹替版・我妻善逸役)、「鬼滅の刃」プロデューサーの高橋祐馬らが登壇。花江が呼吸を交えながら挨拶すると、会場に詰め掛けたファンたちは、盛大な拍手とともにキャストたちを迎え入れた。

舞台挨拶のためにニューヨークの様々なスクリーンを一日中駆け巡ったという花江と下野は、アメリカのファンの「鬼滅の刃」への愛の熱量を存分に感じたようで、「ファンのみなさんに温かい笑顔で包まれたり、禰?豆子の格好をした小さい女の子に手紙をもらったりしてうれしかったです!」(花江) 「どうしても自由の女神が見たくて見に行ってきました!ニューヨークという町がどれだけ鬼滅の刃が好きなのかということを体感しました。だから僕も今こんな(自由の女神のカチューシャをつけた)格好をしています!(笑)」(下野)と、思い思いの感想を語った。

そして、もうひとり特別なゲストとして善逸の英語版声優を務めるAleksが登場!花江や下野とも面識があるというAleksは、下野との初対面がかなり印象深かったようで、その時の出来事について、下野は「もともとAleksくんと、電話やオンラインで会う機会はあったのですが、いつか直接会いたいね、アメリカに行ったらお酒を飲んでご飯も行こうねと言っていたんです。そしたらちょうど一か月後に僕がラジオの収録でスタジオに行ったらAleksくんがいたんですよ!」と話し、花江は「ちょうど「鬼滅の刃」のラジオ番組を撮っていて、下野さんにサプライズでAleksを呼んだんです。そしたら下野さんは一時間くらい遅刻してきて…(笑)」とまさかの事実を暴露。Aleksは、 「ダブルのサプライズだったよ(笑)まさか会えるとは思っていなかったし、スタジオに行ったら花江さんしかいないし…。そうしていると下野さんが何事もないように横を通りがかったから、また驚いたんだ。今何が起こったのか!?ってね(笑)」と、想像もしていなかった初対面の貴重なエピソードを明かした。
またAleksは「ま善逸、炭治郎、私はあなたたちの大ファンだ!2人から私はたくさんのことを学んだよ。ここ数年で友達になれる機会もあって光栄だ。本当にありがとう。」と熱いメッセージを送った。

最後に、『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』の見どころを聞かれると、花江は「なんといっても柱稽古編なので、柱たちのかっこいい姿がたくさん見れます!ぜひ楽しんでください」と話し、下野は「善逸、伊之助、ね~~~~~ずこちゃん!にも注目してほしいです」と、セリフを交えながら熱弁!Aleksは 「ぜひ善逸に注目してほしい!下野さんの演技は本当にクレイジー!彼はナンバーワンの声優だよ」と善逸を猛プッシュ。プロデューサーの高橋は、「刀鍛冶の里編の11話と、柱稽古編の1話を見ていただきますが、刀鍛冶の里編では炭治郎のアクションや、禰?豆子のエモーショナルなシーンが楽しめます。柱稽古編では柱と鬼殺隊のメンバーが厳しいトレーニングに励み、鬼舞辻?無惨とのバトルに備えます。アクション、コメディ、エモーション、シリアスすべてを楽しむことができるので、楽しんでください!」と締めくくると、会場からは割れんばかりの拍手が贈られた。

2月11日(日)韓国・ソウル舞台挨拶レポート

韓国・ソウルでは、時透無一郎役の河西健吾、甘露寺蜜璃役の花澤香菜が登壇。会場では「鬼滅の刃」の衣装に身を包んだファンや、思い思いのグッズを手にしたファンたちからの温かい拍手に迎え入れられた。河西と花澤はそれぞれファンにはたまらない生セリフを披露しながら挨拶をすると、会場は一気に大盛り上がり!韓国に訪れた感想を聞かれると、河西は「1年ぶり2回目の渡航でしたが、意外と暖かくてお天気にもめぐまれてよかった。おいしいご飯をたくさん食べられているのでうれしいです」と話し、花澤は「ワールドツアーで韓国に来れるのをずっと楽しみにしていました!前回の台北舞台挨拶でもたくさん見かけましたが、韓国でもコスチュームを着てくれている人がいて、かわいい~!今回もみなさんに会えてうれしいです!」と、それぞれ韓国の感想やファンに対しての愛情を話した。

「刀鍛冶の里編」では炭治郎とともに上弦の肆・半天狗との激闘で大活躍の時透と甘露寺だったが、アフレコ時のエピソードをMCに聞かれると、 「無一郎くんは柱合会議が初登場で、セリフが少なかったので、今回はたくさん話せるぞ、やっと呼吸が使える!と思っていました。(これまでのエピソードで)炭治郎や煉獄さんがかっこいいと思っていて、無一郎くんはどんな風に呼吸を披露するのかとずっと考えていたので、やっとお披露目できてうれしいです」(河西)「蜜璃ちゃんも刀鍛冶の里編で、なぜ彼女が彼女らしくあれるのか、というところを深堀できたのでうれしかったです。シリアスな状況なのに可愛くてコミカルな雰囲気も多いので、そのシチュエーションとのギャップが難しいなと思っていました。」(花澤)と、印象的なトークを披露し、会場の笑いを誘った。

また、来たる鬼舞辻?無惨との決戦に向けた柱稽古の開幕を描く待望の「柱稽古編」第1話もワールドツアー上映で初めてのお披露目となったが、映像を見た感想をMCに聞かれると、 「まだ呼吸を使っていない柱の呼吸や、いろいろな激しい戦いに向けての少しインターバルのような感じです。これまでシリアスな展開が多かったので、日常が垣間見える回である柱稽古編は、個人的には少しほっとした感じです」(河西)「刀鍛冶の里編は、手に汗握る戦いが繰り広げられたので、少し落ち着ける柱稽古編では安心して演じることができました。楽しいシーンが多い柱稽古編ですので、ぜひみなさん楽しみにしていてください」(花澤)と、柱稽古編ならではの魅力や見どころを熱く魅力を語り、今後の展開への期待を高めた。

さらに、「柱稽古編」第1話では、柱合会議の荘厳な雰囲気の中、温度差のある回答をした時透と甘露寺。ファンならついついクスっと笑ってしまうようなシーンに仕上がっているが、演じてみた感想を河西は「蜜璃ちゃんが炭治郎みたいに(少しコミカルに)説明してあの場が和んだおかげで、無一郎もほっとできた部分もあったので、自分の気持ちを整理して説明ができました。蜜璃ちゃんが安心できる空気を作ってくれたからこそだと思います。」と、微笑ましい感想を語ると、花澤は 「私も、説明がへたくそで…蜜璃ちゃんみたいに。わーっとか、ぎゃーっとか、言いたくなる気持ちはよくわかる(笑)無一郎くんが簡潔に説明してくれるから、いてくれて本当によかった!」と、貴重なアフレコ時の心境を明かし会場を和やかな空気で包んだ。最後に、生アフレコで迫力ある圧巻のパフォーマンスで会場を盛り上げ、大盛況のうちに舞台挨拶は幕を閉じた。