『好きな子がめがねを忘れた』先行上映会に伊藤昌弘さん、若山詩音さん、オーイシマサヨシさんが登壇。3人でED主題歌を初披露

TVアニメ

6月19日、東京・丸の内ピカデリーにて、7月から放送がスタートするTVアニメ『好きな子がめがねを忘れた』の先行上映会が開催された。

「好きな子がめがねを忘れた」は、2018年4月から藤近小梅のTwitterアカウントから投稿され、ついついめがねを忘れてしまうド天然女子と奥手なヘタレ男子が、「ゼロ距離」で繰り広げるラブコメ漫画。2018年12月より、月刊「ガンガンJOKER」(スクウェア・エニックス刊)でも連載が始まり、現在も連載中。

本イベントには、メインキャストである小村楓役の伊藤昌弘さんと三重あい役の若山詩音さん、さらにED主題歌をユニットでの歌唱にて担当するオーイシマサヨシさんが登壇。作品にまつわるトークを展開した。

作品にちなんで制服姿で登場した伊藤さんと若山さん。胸元には眼鏡の刺繍も入ったこだわりの衣装で、ステージ上で一回転して、会場から拍手が湧き上がる一幕も。また、若山さんは学生時代ブレザーだったこともあり、今回初めてセーラー服を着たことも明かしていた。

そんなキャストの2人とオーイシさんは、「マサヨシがめがねを忘れた(小村くんと三重さんとオーイシマサヨシ)」というスペシャルユニットを結成して、ED主題歌「メガネゴーラウンド」を歌唱している。
オーイシさんは「伊藤君の歌がうますぎる」とその歌唱力を絶賛。一方の若山さんは、今回のようなキャラソンを本格的に歌うのは初めてとのことで、緊張している様子も伺えた。

オーイシさんは「メガネゴーラウンド」という曲名についても触れると、「舞台の幕が上がって、物語が始まる感覚」と制作時の心境を語る。そこから、メリーゴーランドのようにステージが巡る様子をイメージし、この曲名に至ったという。
若山さんは「1曲の中でお話がひとつ出来上がっているんです」と楽曲の世界観を絶賛。「1回聞いて、すぐファンになりました」と笑顔を見せた。

すぐにファンになったのは伊藤さんも同じのようで、「想像以上にサウンドがゴージャスで、3人の声が入るとどんな感じになるんだろうとワクワクしました」と第一印象を振り返っていた。

その後は、ステージ上でEDテーマを生歌唱。若山さんは人前で歌声を披露するのは初めてとのことだったが、振り付けも含めて見事なパフォーマンス。それに合わせて観客も、初披露とは思えない完璧なレスポンスを見せて会場を盛り上げた。
伊藤さんも緊張の様子だったが、「2人と、皆さんのおかげで楽しくできました!」と明るくコメントしていた。

最後にオーイシさんは「1、2話で2人の関係性、じれったく、甘い関係性がめちゃくちゃあるので、ぜひ楽しんでいただければと思います」と話すと、若山さんは「小村くんと三重さんの距離、心の距離も実際の距離も近づいていく様子にキュンキュンしてください」とアピール。

そして伊藤さんは「キュンキュンする場面がたくさん盛り込まれています。一生懸命演技をしたので、楽しみにしてください」とメッセージを送り、イベントは幕を閉じた。

上映後パートでは、作品を観たばかりの興奮渦巻く会場で、伊藤さん、若山さんによるさらなる作品深りトークが展開。
大スクリーンでの上映に対し、伊藤さんから「三重さんの瞳をこの大きなスクリーンで観たかった」、若山さんから「三重さんの瞳の表現って、宇宙が広がっているように美しいですよね」と迫力のある画面で観る機会があったことに嬉しそうに語った。

また、1話、2話の台本をもってきたという伊藤さん。台本に書かれたタイムコードや様々な書き込みについてみながら、アフレコ時のエピソードに。
アフレコをした際、すでに本日映像がすべて出来ていたそう。特に、伊藤さんは「アングルが本当にすごい」と。若山さんも「教室にはいっていくシーンのワンカットは、すごいですよね!」と興奮気味。

そしてアフレコ現場でのエピソードを問われると、伊藤さんは「中学生なので声をつくっていってみたんですが、もうちょっと声を低くしていいよという依頼がありました。実際、そのおかげで小村くんの心の声との差別化ができました」と語った。
また、改めて三重さんについて「三重さんもあざといわけでなく、小村くんをどきっとする杭を打ってくるのが、本当にいい塩梅ですよね」と。それに対し、若山さんも「わかります!けして狙っているわけでないですよね。中学生らしくピュアで、小村くんとのやりとりで1つずつ知っていくんだろうなって感じています」と答えた。

若山さんもアフレコ現場でのエピソードとして「テスト収録から本収録まで、三重さんを生み出すために苦労したのですが、さまざまな人に応援いただいて、すごくいいですよと言ってもらって支えていただきました」と現場の良さを感じるエピソードを披露。

また、おすすめシーンでは、若山さんは「1話の 教科書を忘れた三重さんに教科書を貸したけれど、近すぎて意識してしまった小村くんが「俺のことはいいんだいってる時のほっぺが最高です!」。
伊藤さんは「2話の給食当番シーン。天然だけど三重さんの優しい感じがでているので好きです。序盤の三重さんの良さがでてるなと思っています」と1話、2話それぞれのお気に入りを語った。

そして、オープニングの楽曲リリース日や7月22日に発売される原作コミック最新刊11巻の「小冊子付きの特装版」と「通常版」のイラストも初お披露目。
さらに、アニメのオンエアに合わせ毎週配信するラジオ「好きめがラジオ」略して「めがラジ」も初情報解禁。
伊藤さんと若山さんがMC務める本ラジオは様々なめがねについて話すラジオのコーナーについて展開するラジオということで、会場で初回のテーマを決めることに。若山さんより「めがね3つ以上もっている方にどう使い分けてるかは聞きたい」とテーマが決まる一幕も。

最後に会場に来ていたファンに向かって、「初めて歌を披露するので緊張していて、会場のみなさんの前で歌ったら絆を感じ、さらにトークしてますます絆を感じました。一足先にみなさんに観ていただいたことが嬉しかったです」と若山さん。
「ダンス経験が少ないのでガクブルしていました。練習もみんなでして、スタッフともあたたかく一緒につくってこれたなと思います。来場の皆さまも優しく見守ってくださって嬉しかったです。原作ももちろん素晴らしく、アニメになってこんな表現になったんだと一緒に楽しんでいただければ」と伊藤がコメントし、終始和やかなムードでイベントが終了した。

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