『魔術士オーフェンはぐれ旅』森久保祥太郎が「まだまだオーフェンの旅を続けたい!」と宣言。大久保瑠美、渕上舞、浪川大輔も登壇したプレミアム上映会

TVアニメ

2020年1月7日からの放送を予定しているTVアニメ『魔術士オーフェンはぐれ旅』について、プレミアム上映会が11月26日(火)、一ツ橋ホールで開催された。

プレミア上映会で第一話から第三話までの上映が終わり、MCの呼びかけにより主人公オーフェンを演じた森久保祥太郎さん、クリーオウ役・大久保瑠美さん、ドーチン役・渕上 舞さん、チャイルドマン役・浪川大輔さんの4人が会場中からの温かい拍手の中ステージに登壇した。

約20年の時を経て再びオーフェンに命を吹き込んだ森久保さんが客席に「20年前、見ていた方?」と呼びかけると、客席のあちこちから手が上がり、森久保さんは「お久しぶり。お互いに年を取りました」と笑いを取る。
改めて、20年ぶりとなる『魔術士オーフェン』のアニメ化について「原作者の秋田禎信先生がずっと描き続けてくださり、それを応援し続けてくださったファンの方たちがいて、みなさんの熱意で“令和版”オーフェンが誕生した」と感謝。「声優という仕事をやっていて、これほど嬉しいことはない。ずっと続けてこられて、この『魔術士オーフェン』という作品に出会えて改めてよかったなと思っている。本当にこの感情をみなさんにお伝えしたい。」と熱い思いを口にした。

以前から本作の大ファンであり、共演陣からは歩く“オーフェンペディア”と呼ばれるほど、『魔術士オーフェン』の全てに精通している大久保さんは、改めて本作の魅力を問われると「キャラクターがとても個性的で、世界観が作りこまれていて、魔術もひとりひとり得意分野があって使うものが違ったり…」とと徐々に早口になり会場中が圧倒されていると「誰か止めて(苦笑)!」と思わず森久保さんに助けを求める場面も。

「話し出したら止まらないくらい魅力的。原作はいつの時代に読んでも色褪せないし、いまの時代の作品と比べても遜色ないし、それでいて個性を貫いている作品」と熱い思いを吐露。「この作品に関われたことが嬉しすぎて、ここまでしゃべっておいて、何て言っていいかわかりません(笑)」と語り、会場は笑いと温かい拍手に包まれた。

浪川さんは、オーフェンのかつての師匠であるチャイルドマン役ということでMCより森久保さんの師匠を演じての感想を聞かれると「とっても気持ちよかった!」と会場に笑いを誘った。
20年前のチャイルドマンの声を担当した中田譲治さんの存在に言及しつつ「『中田さんのようにはできない』けど自分なりに精一杯やらせていただきました!」と力強く語った。

ドーチン役の渕上さんは本作におけるオーフェンとともに旅をするドーチンとボルカン(cv水野麻里絵)を「コミカル担当」と位置づけ「ほかの出演者のみなさんが生きるか死ぬかのやりとりをしている中で、ギャーギャー騒いでおしまいでした(笑)」とドーチン役を楽しんだ様子。
20年前のアニメをリアルタイムで経験していない渕上さんにとっては、今回の作品は初めて触れる「魔術士オーフェン」となったが「改めてこの機会にオーフェンに触れてみて、王道のお話が刺さりました。わかりやすくカッコいいし、大久保さんがいてくれたおかげで、オーフェンのいろんな情報を入れることもできたし、毎回、楽しいアフレコでした。」とアフレコの様子もコメント。

アフレコ後には共演者で食事に行くなどの交流を含め、森久保さんは今回いつも以上に“座長”ということを意識したようで「あまり普段は気負わないけど、今回のオーフェンは20年前を経験している人間であり、20年前は一番下っ端で、先輩に助けられ教わったことがたくさんあったので、逆に今回は一番年上の世代ということもあって、20年前に教わったことや、空気づくりを意識してやっていました。」と明かしてくれた。

また今回、オープニング主題歌「Calling U」を森久保さんとShinnosukeさんによるユニット「buzz★Vibes」が担当し、森久保さんが歌詞を、Shinnosukeさんが作曲を担当する。
森久保さんは「思い入れが強過ぎて、Shinnosukeに世界観を伝えつつも4~5回くらい『違う』って言って、彼は5~6パターンくらい書いてくれました。buzz★Vibesが一番熱く議論した曲であり、イントロのピアノのメロディが出てきた時に『これだ!』と見えてきました」と楽曲制作のプロセスに込めた思いを語った。

一方、エンディング主題歌「予測不能Days」は渕上さんが歌い、歌詞も担当。渕上さんは森久保さんが歌うオープニングとのコントラストを強調。
さらに劇中の、キリランシェロとアザリーの関係、オーフェンと異形の姿になったアザリーの関係性、そしてオーフェンと“相棒”のような絆を育んでいくクリーオウとの関係に触れつつ「自分が無力でも、隣りのひとが力をくれる。そんな希望を持てるような歌詞にしたいと思いました」と歌詞に込めた思いを口にしていた。

最後の挨拶では森久保さんは、改めて原作者の秋田さんをはじめ、本作を愛するスタッフ、そして応援し続けてくれたファンへの感謝を口にしつつ「もうひとつだけお願い」と前置きし「まだまだ途方もない原作がある。もうひとつ欲張るとすると、まだまだ演じたい。我々の旅、オーフェンの旅をまだまだ続けたいと思いませんか? ぜひ期待させてほしい!」とさらなる続編を熱望し、決め台詞である「我は放つ光の白刃!」をコールし、会場を大いに沸かせステージを後にした。

放送情報
2020年1月7日よりTV放送開始!

AT-X 1月7日より毎週火曜日23:00~
(リピート放送:毎週(木)15:00/毎週(日)6:00/毎週(月)7:00)
BSフジ 1月7日より毎週火曜日24:30~
TOKYO MX 1月8日より毎週水曜日22:00~
WOWOW 1月8日より毎週水曜日24:00~
※放送日時は変更になる場合がございます。

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