
◆introduction
監督・篠原俊哉、シリーズ構成・柿原優子、そして制作・P.A.WORKS。
少女たちの青春を描いた『色づく世界の明日から』でも手を組んだ彼らが新たに手掛けるのは、
沖縄のちいさな水族館を舞台にした完全新作オリジナルアニメーション。
水族館で働く18歳の女子高生・海咲野くくるは、東京で居場所をなくし、逃避行をした元アイドル・宮沢風花と出逢う。くくると風花はそれぞれの思いを胸に、水族館での日々を過ごすようになる。
しかし、その大切な場所に、閉館の危機が迫りくる。
少女たちの夢と現実、孤独と仲間、絆と葛藤──。
きらめく新たなページが、この夏、開かれる。
●story
「――見えた?」
くくるは、そっと、がまがま水族館のヒミツを教える。
「ここではときどき、『不思議なもの』が見えることがある」
夏の日差しが降り注ぐ、沖縄。
那覇市内からバスに乗り1時間あまり揺られた先に、その水族館はある。
沖縄本島南部、美しいビーチのすぐ脇にある、ちいさな、すこしさびれた「がまがま水族館」。
18歳の女子高生・海咲野くくるは、そこでまっすぐ、ひたむきに仕事をしていた。
祖父に替わって「館長」を名乗るほど、誰よりもこの水族館を愛している。
ある日くくるは、水槽の前で長い髪を揺らしながら大粒の涙をこぼしていた女の子・宮沢風花と出逢う。
風花は夢だったアイドルを諦め、あてもない逃避行の先に、東京から沖縄へやってきたのだ。
がまがま水族館に流れる、ゆっくりとした、やさしい時間。
居場所を求めていた風花は、「水族館で働きたい」と頼み込む。
出会うはずのなかったふたりの日常は、こうして動き始めた。
しかし、がまがま水族館は、「不思議」と一緒に、「閉館の危機」という大きな問題を抱えてもいた。
迫りくるタイムリミットを前に、ふたりは立て直しを目指して動き始める。
かけがえのない場所を、あたたかな寄る辺を、守るために。
●放送情報
2021年7月より放送開始
●CAST
海咲野くくる:伊藤美来
宮沢風花:逢田梨香子
●STAFF
原作:projectティンガーラ
監督:篠原俊哉
シリーズ構成:柿原優子
キャラクター原案:U35
キャラクターデザイン・総作画監督:秋山有希
美術監督:鈴木くるみ
美術監修:東 潤一
美術設定:塩澤良憲
撮影監督:並木 智
色彩設計:中野尚美
3D監督:鈴木晴輝
編集:髙橋 歩
特殊効果:村上正博
音楽:出羽良彰
音響監督:山田 陽
プロデュース:infinite
制作:P.A.WORKS
放送・公開時期 | 2021年7月~ |
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公式サイト | https://twitter.com/aquatope_anime |
公式ツイッターアカウント | https://twitter.com/aquatope_anime |
コピーライト | ©projectティンガーラ |