『Dance with Devils』斉藤壮馬、羽多野渉、近藤隆、木村昴、平川大輔も登壇した先行上映会“トライ・アウト”レポート

10月より放送が始まるオリジナルミュージカルアニメ『Dance with Devils』のスペシャルイベント“トライ・アウト”が、埼玉・三郷市文化会館大ホールで9月6日に行われた。今回鉤貫レム役 斉藤壮馬さん、立華リンド役 羽多野渉さん、楚神ウリエ役 近藤隆さん、南那城メィジ役 木村昴さん、棗坂シキ役 平川大輔さんの主要キャスト5人が登壇して行われた本イベントの速報レポートが到着したので紹介しよう。

※以下、メーカー発表の情報をもとに記事を掲載しております。

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キャストたちがそれぞれ演じるキャラクターのセリフとともにステージ上に登場すると、客席を埋めたファンたちから黄色い歓声が上がりました。ステージに登場した5人は、それぞれの持ち味を活かして会場の笑いを誘ったところで、『Dance with Devils』第1話「倒錯と禁断のカドリール」の先行上映へ。すでに第1話を上映会に先立って観賞しているキャストたちからは、口々に映像の美しさや演出の素晴らしさを称えるコメントが述べられました。
第1話の先行上映を終えると、冒頭の高いテンションを維持したまま、再びステージ上にキャスト5人が再び登場。第1話の上映を終えた客席に感想を求めると、会場に集まったファンからは温かい拍手で返答がありました。

 上映に続いて行われたトークコーナーでは、5人がそれぞれの演じるキャラクターについて解説を行い、斉藤さんが演じるレムは、ストーリーが進む中で常に冷静な彼がかわいい一面を覗かせるシーンがあるなど、趣旨にそった内容となっていたのですが、二人目の羽多野さん以降は、冒頭に流れるキャラクターソングに合わせてダンスを披露するなど自由な雰囲気となり、トークもキャラクターソングの収録にまつわるエピソードが中心となりました。面白おかしくキャラクター紹介を終え、来場者から事前に募集した質問に応えるアンケートトークコーナーへ。

 1つ目の質問は“キャラクターになりきってポーズを取るとしたらどんなポーズ?”というもので、近藤さんがウリエになりきってポーズを決めたり、続く羽多野さんは、ヒロインのお兄ちゃんという設定を活かして、妹を叱る兄を表現。後半になるにしたがって難易度があがっていくなか、3番手の斉藤さんはレムの趣味である将棋の王手をダイナミックに表現するも腰を負傷するハプニング。トリはいやだとノーアイデアにもかかわらず4番目に滑り込んだ木村さんは、ジャケットを大きくはだけてメィジらしさを表現しました。最後のトリを務めることになった平川さんは、イベント冒頭の登場シーンで披露したシキの口癖でもある“ゾクゾク”というキーワードに合わせて、寒気を感じているかのようなポーズを取り会場の笑いを誘いました。

続いての質問は、会場となった埼玉に関してキャストたちの知識を問う内容。この質問にいち早く反応したのは、ヒップホップミュージックを愛する木村さん。2009年に公開された入江悠の劇場映画作品「SR サイタマノラッパー」について熱い思いを語り、また、羽多野さんは、美女木ジャンクションと“美女木”という地名に関する豆知識を披露しました。
ハイテンションなキャストたちにより盛り上がりを見せる会場。続いては、新キャストの発表へ。第1話で登場したヒロインの立華リツカを襲った謎の男ジェキ(鈴木裕斗)やポメラニアンのローエン(山本和臣)、鈴木達央さん演じる本邦初公開の新キャラクターが発表され、それぞれのキャストから届いたビデオメッセージの上映が行われました。
トークコーナーを終えたところで、続いてはキャストが役になりきって、観客に向かって様々なシチュエーションで愛の告白を行い、もっとも良かった告白を決めるという「誰の告白好きですか!?」のコーナーへ。

演じる順番も大事ということで、カードを引いて決まった順番は、木村、近藤、平川、斉藤、羽多野。トップバッターの木村さんは「夜景が見える高層マンションで……」というシチュエーション。スタートこそ順調に行ったものの最後のシーンで照れが入ってしまった木村さんだったが、最後は観客の声援に背中を押してもらい無事にフィニッシュ。続く近藤さんは「海に遊びに行って……」というシチュエーション。途中、フィニッシュかと思い照明が上がってしまい仕切りなおすというハプニングがあったものの、平川さん演じる潮騒の音もムード作りに一役買って、見事に演じきりました。近藤さんをサポートする余裕を見せた平川さんが引いたのは「2人でご飯を食べているとき……」という設定。

これには、平川さんもシキはどんな食べ物を食べているのか?と思案顔。他のキャストたちから、カエルやピロシキなど様々な食物(?)が挙げられたなかで演技が行われた。4番手の斉藤さんが演じたのは「ラジオのパーソナリティーがラジオで……」というシチュエーション。DJとなったレムの意中の相手がリスナーとなってプロポーズを求めるという設定をアドリブで作り上げて名演。これには、キャスト陣からは「すごい!」の言葉が送られました。

トリを務めることになった羽多野さんが選んだシチュエーションは「料理をしながら……」というもの。客席からのシチュエーション設定に関する声に心を惑わされた羽多野さん。最後は、アンケートコーナーで見せた妹を叱る兄のポーズで締めるも、会場の空気にがっくりと肩を落として着席。一番好きな人の演技に拍手をする集計で最も少なかった人には罰ゲームが用意されており、罰ゲームに選ばれたのは、大方の予想通り羽多野さんでした。

用意されていた罰ゲームは、シチュエーション告白を女性になって行うというもので、羽多野さんが引いたのは「放課後の教室で……」というもの。ただ、これだけではつまらないということで、急遽「犬になりきって」という設定が加えられ羽多野さんはメス犬を演じるも、他のキャストたちが悪乗りを初めて、ステージ上は大混乱となりました。

そんな混乱を近藤さんが一括して沈めたところで、ライブコーナーへ。まずは羽多野さんが、オープニング「覚醒のAir」、続いて、メインキャスト5人のユニット「PENTACLE★」(読み:ペンタクル)が歌うエンディング「マドモ★アゼル」を披露しました。

楽しい時間もあっという間に過ぎて、イベントは終了の時刻へ。最後に5人それぞれから観客にメッセージが送られて、『Dance with Devils』先行上映会は終了となりました。

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TVアニメ『Dance with Devils』作品概要

TOKYO MX :10月7日より毎週水曜23:30~
サンテレビ :10月8日より毎週木曜25:30~
BSフジ:10月11日より毎週日曜24:30~

STAFF
原案:岩崎大介(Rejet)
原作:グリモワール編纂室
監督:吉村 愛
シリーズ構成:金春智子
キャラクター原案:前田浩孝(Rejet)
キャラクターデザイン:高品有桂
音楽プロデューサー:藤田淳平
音楽:Elements Garden
音楽制作:DIVEIIentertainment
アニメーション制作:ブレインズ・ベース

CAST
立華リツカ:茜屋日海夏
鉤貫レム:斉藤壮馬
立華リンド:羽多野 渉
楚神ウリエ:近藤 隆
南那城メィジ:木村 昴
棗坂シキ:平川大輔
葛葉アズナ:松田利冴
ローエン:山本和臣
ジェキ:鈴木裕斗
???:鈴木達央 ほか

公式サイト

(C)グリモワール編纂室/Dance with Devils製作委員会