「声優と夜あそび」谷山紀章&下野紘が声優の“叫び”についてトーク。江口拓也は『マッシュル-MASHLE-』での覚悟を明かす

動画番組

「ABEMA(アベマ)」は、「アニメLIVEチャンネル」において、2023年6月27日(火)の夜10時から夜11時30分にわたり、『声優と夜あそび 火【谷山紀章×下野紘】#10』を放送した。

本放送では、TVアニメ『マッシュル-MASHLE-』とのコラボ企画「江口拓也が語る!TVアニメ『マッシュル-MASHLE-』の魅力」と題したコーナーを実施。江口さんが、“アブノーマル魔法ファンタジー”をうたう本作の物語や、「みんな癖が強い」というキャラクターの魅力について語っていきます。

そんななかで、自身が演じるドット・バレットについて、「とにかく大声を出します」と語った江口さん。オーディションを受け、「めちゃくちゃしっくりきた」「やりたい!」という気持ちと同時に「僕の描いているアプローチをしたら、喉をやるんじゃないか」と不安に思ったことを明かす。
そして、無事にドット・バレット役に決まると、マネージャーに「もう喉いく気でやるから。前日と次の日よろしくね」と伝え、喉を潰す覚悟で臨んだことを語った江口さん。アフレコについて、「とりあえずかましてます」と自信たっぷりに語り、「とにかくいろんな表情をするので、色付けのしがいがあるというか。ここまでいくしかねーじゃんって、逆に引き出してもらってる。その感じが楽しいですね」とドット・バレットを演じる上での楽しさを熱弁した。

そんな江口さんの役作りに、同じく叫ぶキャラが多い谷山さんと下野さんも「わかる」「大変だけど面白いよね」と大共感。その後“叫び”についてのトークは膨らみ、喉を飛ばすことは滅多にないという谷山さんは、「歌とか、技名を叫ぶとかって自分の整理でできるじゃん。シャウトのメソッドみたいなのでやるから、どんなに高い声だろうが、強い音圧で出そうが枯れないんですよ」とプロの技を力説。
しかし、例外が2回ほどあったと話し「キャラクターの感情で、自分の整理で叫んでない時、声帯が一発で飛ぶ」と、感情のまま叫んだ際に喉を飛ばしてしまったことを説明。「プロとしてどっちが正解なんだろうっていうのはあったけど、ある種の満足感はあったよね」と、演じ切った達成感を語る。
また、2人から「下野さんの叫びも独特だよね」「いいっすよね~」と賞賛された下野さんは、“叫び”がすごいと思う声優に松岡禎丞さんをあげ、「松岡の叫びは俺には絶対できないし、あれは本当に真似できん」と大絶賛。谷山さんと江口さんも納得の表情で「確かに」「俺もできないかも」と頷いた。

ほかにも、魔法が使えない主人公が“筋力”でトップを目指す本作にちなみ、「筋肉トーク」が実施され、3人がダンベルを持ちながら“筋肉”にまつわるトークを展開。シュールな光景に、スタジオが笑いに包まれるなか、江口さんの3ヶ月でジムを辞めてしまったエピソードや、理想の体型の声優が明かされていく。
さらに番組内では、江口さんが“画伯”っぷりを披露した「奇才!江口画伯のお絵描きクイズ」や、3人の五感がどれほどのものか検証する「五感を研ぎ澄ませ!利きファイブ!」などのコーナーも。さまざまなあそびで、特別な“夜あそび”を楽しんだ。

〈「アニメLIVEチャンネル」/『声優と夜あそび 火【谷山紀章×下野紘】#10』〉
2023年6月27日(火)放送:https://abema.tv/video/episode/218-562_s13_p10
出演者(敬称略):谷山紀章、下野紘、江口拓也(ゲスト)