『虐殺器官』新スタジオ「ジェノスタジオ」にて鋭意制作中。主人公クラヴィス・シェパード役・中村悠一がナレーションの新PV公開

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伊藤計劃氏の原作小説「虐殺器官」「ハーモニー」「屍者の帝国」を劇場アニメ化していく一大プロジェクト「Project Itoh」。
昨年、円城塔氏との共作『屍者の帝国』と、遺作である『ハーモニー』が公開されたものの、当初同時期公開予定だった『虐殺器官』は、2015年9月に起きたマングローブの経営破綻による公開延期担ってしまっていた。そんな本作だが、チーフプロデューサー・山本幸治氏が同年11月に設立した新スタジオ「ジェノスタジオ」にて現在鋭意制作中であることも昨年発表され、ファンを安心させたことも記憶に新しい。

そして本日3月17日開催の「ノイタミナプロジェクト発表会2016」では、本作の新たなティザーPVが公開。現在公式サイトにて確認できる。

ナレーションは、『虐殺器官』の主人公クラヴィス・シェパード役の中村悠一さんによるもので、今回新たに録り下ろされたボイスだという。監督・村瀬修功氏は「こうして制作継続が決まったのは、伊藤計劃さんが与えてくれた好機のようにも考えることができる。」とコメントを発表。新スタジオ「ジェノスタジオ」にて、特別な想いで制作に励んでいることが伺える。まずは最新PVを確認して、公開される日を楽しみに待とう。

監督・村瀬修功コメント(再掲出)

誰も予想できない事態が起こってしまいましたが、こうして制作継続が決まったのは、伊藤計劃さんが与えてくれた好機のようにも考えることができます。山本チーフプロデューサーが立ち上げてくださった“ジェノスタジオ”には、主要スタッフも再び集まってくれています。皆さんの期待に応え良い作品を作る為、スタッフ一同制作に邁進する所存です。

公式サイト

(C)Project Itoh / GENOCIDAL ORGAN